セブ留学を看護師が選ぶ理由と4つの効果

2025.07.01記事

笑顔のナース

看護師としてワンステップ成長したいと考えている方にとって、セブ留学はおすすめの選択肢です。英語を学びながら海外経験を積み、様々な国からの留学生と交流することで異文化理解が深まります。海外の医療現場を知れば、キャリアの可能…

笑顔のナース

看護師としてワンステップ成長したいと考えている方にとって、セブ留学はおすすめの選択肢です。英語を学びながら海外経験を積み、様々な国からの留学生と交流することで異文化理解が深まります。海外の医療現場を知れば、キャリアの可能性も広がるものです。そこで今回は、看護師のセブ留学について解説します。

1 セブ留学が看護師に選ばれる理由とは?

多くの看護師が、留学先としてセブ島を選んでいます。その理由は何か、具体的に解説します。

1.1 英語圏ではなくフィリピンを選ぶ理由

なぜカナダやオーストラリアなどの英語圏ではなくフィリピンを選ぶのか、その理由は4つあります。

1.1.1 退職せずとも短期間から留学が可能

フィリピンは、1週間など超短期での留学が可能です。そのため、仕事をやめずに有給休暇や長期連休などを組み合わせて留学できます。一度退職してしまうと再就職が大変だったり、帰国後に思ったような職場が見つからなかったりといったリスクがありますが、短期の留学ならそういったリスクを抑えて英語を学べます。

1.1.2外国人対応が将来的にできるようになる

セブ留学をするのは、日本人だけではありません。韓国や中国、台湾、ベトナム、インド、サウジアラビアなど様々な国の留学生が集まります。

異なるバックグラウンドを持つ人とコミュニケーションを取ることで、異文化理解を深められ、将来的に外国人の患者や同僚とコミュニケーションを取れるようになります。

1.1.3セブ島には医療従事者に特化した学校がある

セブ島には、医療従事者向けの語学学校があります。一般的な語学学校では体調や病気に関する単語を習う機会は少ないですが、専門性のある語学学校に通うことで医療現場で使われる専門用語やケーススタディなどを学べます。これにより、将来現場で役立つ実践的な英語力を身につけられるでしょう。

1.1.4海外医療ボランティアにも参加が可能

セブ島の語学学校はそれぞれ、様々なボランティア活動を行っています。中には医療ボランティアもあり、スラム街で病院に行けない方の診察など体験できます。将来、日本で働くだけでなく、海外の病院やボランティア組織での仕事を検討している方にとって、役立つ経験になるでしょう。

1.2 看護師ならではの留学目的と背景

看護師としてのスキルは、日本以外の場所でも活かすことができます。看護師という「手に職」がある方は、スキル面から見れば「海外で働きたい」という希望を叶えやすいでしょう。しかし、そこで立ちはだかるのが言語の壁です。以下のような目的を持っている方は、いきなり海外で就職するのではなく、まずはセブ留学で英語力を身につけましょう。

1.2.1医療英語を身につけたい

日本では外国人労働者の受け入れが広がっており、インバウンドの興隆により外国人観光客も増えています。こういった背景により、日本の病院にかかる外国人の数は増加の一途をたどっています。

医療英語を身につけることで、外国人の患者とコミュニケーションが取れるようになります。医療英語に特化したコースでは、英語で医療書類をどう作成するか、どの国ではどのような医療システムとなっているのかなどを学ぶことが可能です。

1.2.2医療技術をさらに高めたい

看護師としてさらにスキルアップするため、留学する方もいます。特に、オーストラリアは有給のインターンシップがあり、病院で働くことが可能です。海外はどのような現場になっているのか、どのような最新技術が使われているのかなどを学び、看護師として成長できます。

1.2.3海外の医療現場でも働きたい

海外正看護資格を目的に、セブ留学する方も多いです。海外正看護資格を取得すると日本以外の国でも看護師として働けるようになりますが、国によって様々な個別ルールがあります。いずれの場合も語学力は必要不可欠なため、まずは留学をして英語力を高める方も少なくありません。

2 セブ留学で看護師が得られる4つの効果

セブ留学をすると何が得られるか、4つの効果を解説します。

2.1 看護研究でも有利に!

看護研究には、英語論文が不可欠です。単なる日常会話レベルではなく、専門的な内容を記述しなくてはなりません。セブ留学をすることで英語力が高まり、効率的に執筆できるようになります。

 

また、医療従事者向けのコースを受講すれば、英語論文で使う専門用語を学習することも可能です。英語論文の発表の練習もできるため、看護研究で有利になるでしょう。

2.2 柔軟な考え方を得て人間的にも成長!

セブ島には様々な国の留学生が集まっており、多様な人とコミュニケーションが取れます。その中で、文化の違いを知ったり価値観の違いに驚いたりと、日本にいるだけでは経験できないことも多々あるものです。

自分と同じような人ばかりではなく、今までの日本での人生では考えられなかったような人や物事と出会うことで、柔軟な考え方が身につきます。そのため、留学を通じて、英語力が伸びるだけでなく人間的にも成長できるでしょう。

2.3 英語✖️看護技術で海外移住も夢でなくなる!

看護師としてのスキルさえあれば、あとは英語力を身につけるだけで海外移住も視野に入ります。移住においては仕事探しが難関のため、資格と経験のある看護師は他の職業に比べて就職しやすいです。

ただし、英語が話せず患者と会話ができなかったり、医師や同僚とコミュニケーションが取れなければ、採用されることはありません。医療現場で使う英語を中心に学ぶことで、職探しが有利になり現実的に移住という選択肢を視野に入れられます。

2.4 「行動力」がさらに磨かれる

看護師は、緊急時に迅速な対応をし、常に変化する患者の状態や治療計画などにもついていかなくてはならないため、行動力が重要です。また、医師や薬剤師、理学療法士など、様々な医療専門職との連携しながら、チームの一員として協働していくためにも自分の役割を果たす行動力が必要となります。

留学をすると、周りの人に積極的に話しかけたり、自分でタイムマネジメントをして勉強の時間を作ったりと、行動力を養う機会がたくさんあります。留学で行動力を磨くことで、医療現場に戻った時により能動的に動けるようになるでしょう。

3 留学にかかる費用と期間の目安

留学にどのくらいのお金がかかるのか、費用目安を解説します。

3.1 セブ留学の平均的なコストとは

セブ留学に必要なコストは、以下の通りです。学費は学校によって変わります。寮費は、個室を希望すれば高くなり、大部屋を利用すると安くなります。

2週間1か月3か月半年
学費・寮費8~10万円14~15万円42~45万円85~90万円
生活費1万5,000円2万5,000円7万5,000円18万円
就学許可証(SSP)1万5,000円
ACR-I0円0円0円7,000円
海外旅行保険7000円1万4,000円3万7,000円8万5,000円
ビザ0円0円1万8,000円3万8,000円

4 看護師におすすめのセブの語学学校

看護師におすすめの語学学校を、目的別に紹介します。どの学校がいいか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

4.1 英会話を学びながらセブ島の文化や景色を楽しみたい方向け

CIA(Cebu International Academy)

CIAは、セミスパルタコースが人気の語学学校です。レッスンは1日最大8時間で、毎日単語テストと放課後の自習時間があります。8時から18時は英語のみ使用可能となっており、日本人同士でも英語でコミュニケーションを取らなくてはなりません。スパルタ式よりはやや緩いですが、通常の語学学校と比べると厳しい校則です。

キャンパスは2022年に移転しており、セブ中心地からは車で30分ほどの距離です。近隣には大きなショッピングモールやレストランがあり、空港からのアクセスも良好です。フルーツカクテルパーティーやスピーチコンテストなど学内でいろいろなイベントがあり、外部講師を招いてズンバダンスをするなど、勉強以外の時間も充実します。

3D ACADEMY

3D ACADEMYは、スピーキングを中心に英語を学べます。単語の暗記などの時間を減らし、その分マンツーマンレッスンでリアルなシチュエーションを想定した英会話について勉強します。講師は生徒からの評価を受け、常にレッスンを向上させているため、質の高い授業を受けることが可能です。

学校には複数の日本人スタッフが常駐しており、勉強のことだけでなく、生活面の相談もできます。初めての海外生活で、不安が強い方も安心して過ごせるでしょう。キャンパスはショッピングモール内にあるため、食事や買い物など日々の生活に困りません。

English Fella

English Fellaの最大の特徴は、講師陣の質の高さです。講師は1つの科目を専任しており、IELTSやビジネス英語などに特化しています。レッスンごとにレベルのばらつきはなく、わからないことがあっても質問に的確に教えてもらえ効率的に英語力が上がります。

アクティビティにも力を入れており、毎月2つのキャンパスが競うスポーツ大会が開催。また、FUN FRIDAYというゲームアクティビティも毎週開催されており、これには講師も参加します。月に一度ボランティア活動もあり、孤児院やコミュニティプレイスで子どもたちと遊べます。

4.2 スパルタ式で徹底的に英語力を伸ばしたい方向け

EV Academy

EV Academyは、英語初心者から中級者向けの語学学校です。コースはスパルタ式とセミスパルタから選べ、講師の7割以上が公式教諭免許を持っています。正規の講師はTESOL認定プログラムを修了しており、フィリピン講師はネイティブ講師から英語の指導を受けているため、授業の質が高いです。

 

校内に併設された寮はセブ島にある語学学校の中でも最大規模で、8階建ての建物です。週に2回ルームクリーニングが入り、おいしいと評判の食事も提供しています。1国籍の学生が40%を超えないように制限をかけているため、日本語を話すことが少なく英語でコミュニケーションを取る機会が多いです。

CPILS

CPILSは、フィリピンで初めて国に認定された語学学校です。IELTSとTOEICに特化したコースが人気で、ハイスコアを取って大学留学や海外就職を狙っている学生がたくさんいます。入学日にテストを受け、その結果に基づきクラスが割り当てられるため、自分にあったレベルの勉強をできます。

CPILSは、カリキュラムを自分で選べることが特徴です。留学中は集中して勉強したいという方は8時から9時40分まで授業を詰め込み、余裕を持ちたい方は、間に空きコマを作ったり17時ごろにおわるプランにしたりします。日本人スタッフが常駐している他、校内にはガードマンが24時間警備しており安心して過ごせます。

SMEAG

SMEAGは、セブ島でも珍しくTOEICとTOEFLの公式試験会場となっています。試験本番を普段から慣れている場所で受けられるため、緊張せず受験できます。テスト対策コースはもちろん、基礎英語やビジネス英語を学ぶコースもあります。

校内にはラウンジや自習室、カフェなどがあり、友達と話したり課題を終わらせたりと様々なシーンで利用できます。ナースが常駐し週2回は医師が往診してくれるので、体調面が心配な方にもおすすめです。

5 留学準備でやっておきたい3つのこと

留学準備としてやっておきたいことをまとめました。準備を始める際に、ぜひ参考にしてください。

5.1 職場への相談とスケジューリング

留学することを決めたら、早めに職場に相談しておきましょう。まず、いつ頃、どのくらいの期間留学するのかを伝えてください。これにより、上司が人員配置や業務調整の準備をできるようになります。次に、休職制度が利用できるか、有給休暇や長期休暇を組み合わせるかなど検討します。

いつから休みに入り、いつ出発し、いつ帰国して、いつ復職するのかの整理も必要です。スケジュールを明確にして、引継ぎの準備などを進めてください。

5.2 留学前にやっておくべき英語学習

まずは、中学レベルの文法をおさらいしておきましょう。学校では過去仮定法など様々な文法を習いますが、日常生活を過ごす上では、現在形・過去形・未来形が理解でき、ベーシックな単語がわかれば大きな問題はありません。

この時、リーディングとライティングだけでなく、人とコミュニケーションを取る時に必要なスピーキングとリスニングにも注力しましょう。テキストだけでなく、アプリや動画サイトを活用するのがおすすめです。

5.3 健康管理・安全対策のポイント

健康管理のため、常備薬を持参し、海外旅行保険に加入しておきましょう。海外の薬は日本人に効きすぎてしまうこともありますし、英語のパッケージが読めず正しい薬が買えないこともあります。急な体調不良で病院に行き、治療を受けることもあるでしょう。そういった時に、常備薬を持参しているか、保険に入っているかが重要になります。

また、貴重品の管理は慎重に行いましょう。セブ島は安全性が高い街ですが、日本と比べれば治安は悪いです。スリや置き引きに遭う可能性もあるので、「カフェの場所取りのために鞄を置いておく」といったことは絶対にやめてください。また、夜道は歩かず遅い時間はタクシーを利用しましょう。

今回は、看護師のセブ留学について解説しました。医療に関するスキルはどこに行っても活用できるため、看護師はいわゆる「手に職」です。海外でのチャレンジもしやすいので、留学で英語力を高めることは非常に役立ちます。セブの語学学校で英語を学び、日本以外の場所でも働ける準備を整えましょう。

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