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フィリピンの英語留学にかかる費用を解説!期間ごと・節約方法・他国との比較まで
2025.07.14記事

「英語を学びたいけど留学費用が心配……」という方も多いのではないでしょうか。フィリピン留学は英語力向上を目指す方にとって、コストパフォーマンスが高いことで知られています。この記事では、フィリピン留学にかかる費用の内訳や、期間ごとの予算、節約術、そして他国との費用比較まで徹底解説。これからフィリピン留学を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
フィリピンの英語留学にかかる費用の内訳
フィリピン留学の総費用は、主に4つの要素から構成されています。それぞれの費用について詳しく見ていきましょう。
渡航費
日本からフィリピンへの航空券は、時期や予約のタイミングによって価格が変動します。
往復航空券の相場(3ヶ月留学の場合) | 40,000円~80,000円 |
オフシーズン(5月~6月、9月~11月) | 40,000円~60,000円 |
ハイシーズン(7月~8月、12月~1月) | 60,000円~80,000円 |
早めの予約や比較サイトの活用で、航空券を安く抑えられるでしょう。最近では、LCCの利用で3万円台で渡航できるケースも増えています。
学費
フィリピン留学の学費は、他の英語圏の国と比べて非常にリーズナブルです。
3ヶ月あたりの平均的な学費 | 300,000円~480,000円(週あたり25,000円~40,000円) |
一般英語コース(3ヶ月) | 300,000円~420,000円(週あたり25,000円~35,000円) |
TOEIC/IELTS対策コース(3ヶ月) | 30,000円~40,000円(週あたり25,000円~35,000円) |
ビジネス英語コース(3ヶ月) | 360,000円~540,000円(週あたり30,000円~45,000円) |
マンツーマンレッスンの数や学校の立地によっても、学費は変わります。セブ島やマニラなどの主要都市は比較的高く、イロイロやバギオなどの地方都市は安い傾向にあります。
滞在費
多くのフィリピンの語学学校では、寮費(宿泊費)が学費とセットになっているケースが一般的です。
3ヶ月あたりの平均的な滞在費 | 180,000円~360,000円(週あたり15,000円~30,000円) |
4人部屋(3ヶ月) | 180,000円~240,000円(週あたり15,000円~20,000円) |
2人部屋(3ヶ月) | 240,000円~300,000円(週あたり20,000円~25,000円) |
1人部屋(3ヶ月) | 300,000円~360,000円(週あたり25,000円~30,000円) |
寮費には通常、水道・電気代や掃除サービスが含まれています。また、食事付きのプランを選べば、3食込みで上記の価格になることが多いです。
生活費
フィリピンの物価は日本の約3分の1程度で、非常に安く生活できます。
3ヶ月あたりの生活費の目安 | 120,000円~180,000円(週あたり10,000円~15,000円) |
食費(外食の場合、3ヶ月) | 60,000円~96,000円(週あたり5,000円~8,000円) |
交通費(3ヶ月) | 12,000円~36,000円(週あたり1,000円~3,000円) |
洗濯代(3ヶ月) | 6,000円~12,000円(週あたり500円~1,000円) |
娯楽費・その他(3ヶ月) | 36,000円~60,000円(週あたり3,000円~5,000円) |
食事付きの学校を選べば、平日の食費はほとんどかからないため、週末の外食や娯楽費のみの支出になるでしょう。
留学期間ごとの費用・効果を比較
期間によって費用は変わりますが、長期になるほど1ヶ月あたりの費用は下がる傾向にあります。各期間別の費用と効果について見ていきましょう。
3ヶ月の場合
総費用の目安 | 60万円〜80万円 |
渡航費 | 5万円〜8万円 |
学費+滞在費 | 45万円〜60万円(15万円〜20万円/月) |
生活費 | 10万円〜15万円(3万円〜5万円/月) |
効果 | 3ヶ月間の集中学習で、日常会話レベルの英語力を身につけることが可能です。TOEIC換算で100〜200点のスコアアップを目指せる期間です。特に発音やリスニング力の向上が期待できます。 |
半年(6ヶ月)の場合
総費用の目安 | 110万円~140万円 |
渡航費 | 5万円~8万円 |
学費+滞在費 | 85万円~110万円(14万円~18万円/月) |
生活費 | 20万円~25万円(3万円~4万円/月) |
効果 | 半年間の留学で、ビジネス英会話の基礎レベルまで習得可能です。TOEIC換算で200~300点程度のスコアアップを期待できます。文法知識が定着し、英語での思考回路が培われ始める期間です。 |
1年(12ヶ月)の場合
総費用の目安 | 200万円~250万円 |
渡航費 | 5万円~8万円 |
学費+滞在費 | 160万円~200万円(13万円16万円/月) |
生活費 | 35万円~45万円(3万円弱/月) |
効果 | 1年間の留学で、流暢な英会話スキルや専門分野の英語力を習得できる可能性があります。TOEIC換算で、300~400点以上のスコアアップも不可能ではありません。英語でのプレゼンテーションやディスカッションに、自信を持って参加できるレベルまで到達できる期間です。 |
留学費用を抑えるための節約方法
フィリピン留学費用をさらに抑えるためのコツをご紹介します。
留学時期をオフシーズンにする
7〜8月や12〜1月は、ハイシーズンで料金が高くなります。代わりに5〜6月や9〜11月のオフシーズンを選ぶと、学費が10〜20%程度安くなるケースが多いです。また、航空券も安く抑えられます。
地方都市を選ぶ
セブ島やマニラは人気があり比較的高額ですが、バギオやイロイロなどの地方都市を選ぶと、学費や滞在費を10〜30%程度安く抑えられます。地方都市は日本人留学生も少なく、英語漬けの環境で学習できる利点もあります。
長期割引のある学校を選ぶ
多くの学校では、12週間以上の留学に対して学費割引を行っています。3ヶ月以上で5〜10%、6ヶ月以上で10〜15%、1年以上で15〜20%の割引が一般的です。長期留学を検討している方は、こうした割引制度のある学校を選ぶと良いでしょう。
3食付きの学校を選ぶ
食事なしのプランよりも3食付きのプランを選んだ方が、トータルで見ると安くなることが多いです。毎日外食すると意外と費用がかさみますが、食事付きプランなら1日3食で週に1万円前後と経済的です。
寮は複数人数の部屋を選ぶ
1人部屋よりも2人部屋や4人部屋を選ぶことで、週に5,000円〜10,000円の節約になります。他の留学生との交流も増え、英語を使う機会も増えるというメリットもあります。
エージェントは無料のところを選ぶ
留学エージェントの中には、完全無料でサポートを提供しているところもあります。有料エージェントを使うと、5万円〜10万円の手数料がかかる場合があるので、無料エージェントを活用しましょう。LALALAは無料で利用できるエージェントです。ぜひ検討してみてください。
フィリピンは安い?他国の英語留学と費用を比べてみた
フィリピン留学の費用が他の国と比べてどれほど安いのか、3ヶ月間の留学を例に比較してみましょう。
カナダ
3ヶ月間の総費用 | 150万円~200万円 |
渡航費 | 15万円~20万円 |
学費 | 60万円~80万円(20万円~27万円/月) |
滞在費 | 45万円~60万円(15万円~20万円/月) |
生活費 | 30万円~40万円(10万円~13万円/月) |
フィリピンとの差 | 約2.5倍 |
カナダは質の高い教育と安全な環境が魅力ですが、物価が高く、フィリピンの2.5倍ほどの費用がかかります。特に滞在費と生活費の差が大きいです。
オーストラリア
3ヶ月間の総費用 | 140万円~180万円 |
渡航費 | 15万円~20万円 |
学費 | 55万円~70万円(18万円~23万円/月) |
滞在費 | 40万円~50万円(13万円~17万円/月) |
生活費 | 30万円~40万円(10万円~13万円/月) |
フィリピンとの差 | 約2.3倍 |
オーストラリアは自然環境が豊かで留学生にも人気ですが、フィリピンの約2.3倍の費用がかかります。ワーキングホリデービザを取得できれば、アルバイトで費用を補うことが可能です。
アメリカ
3ヶ月間の総費用 | 180万円~250万円 |
渡航費 | 15万円~25万円 |
学費 | 80万円~120万円(27万円~40万円/月) |
滞在費 | 50万円~60万円(17万円~20万円/月) |
生活費 | 35万円~45万円(12万円~15万円/月) |
フィリピンとの差 | 約3倍 |
アメリカは世界トップクラスの教育と多様な文化が魅力ですが、費用面ではフィリピンの約3倍と最も高額になります。特に学費の差が顕著です。
費用以外も!フィリピンの英語留学がおすすめの理由
フィリピンは費用面だけでなく、学習効果の面でも多くのメリットがあります。
マンツーマン授業がメインで初心者にやさしい
フィリピンの語学学校は、1日4〜8コマのマンツーマンレッスンが一般的です。これは欧米の語学学校ではほとんど見られない特徴で、初心者でも自分のペースで学べます。質問しやすい環境なので、分からないことをその場で解決できることが大きなメリットです。
アウトプットの量が多く上達しやすい
マンツーマンレッスンでは、グループレッスンの数倍のスピーキング量を確保できます。1日に数時間、英語を話す時間があるため、短期間で英語を話す自信がつきやすいことが特徴です。
講師がフレンドリーで質が高い
フィリピン人講師は明るく親しみやすい性格の方が多く、初心者でもリラックスして学べるでしょう。また、多くの講師が英語教育の学位を持っており、教え方も体系的で分かりやすいと評判です。
授業・寮・食事がセットになった学校が多い
フィリピンの多くの学校は、キャンパス内に授業・寮・食堂が集約されています。通学時間がなく勉強に集中できるうえ、課外活動も充実しているため、留学生活を最大限に楽しめるでしょう。
日本人スタッフ常駐の学校が多い
多くの学校に日本人スタッフが常駐しており、言葉の壁に不安がある初めての留学生でも安心です。緊急時の対応や現地での生活相談など、日本語でサポートを受けられる点も魅力と言えるでしょう。
さいごに
フィリピン留学は、3ヶ月で約60万円〜80万円、半年で約110万円〜140万円、1年で約200万円〜250万円と、欧米諸国の3分の1程度の費用で質の高い英語教育を受けられます。マンツーマンレッスン中心のカリキュラム、フレンドリーな講師陣、オールインワンの学習環境など、費用以外の魅力も豊富です。
留学費用を抑えるためには、オフシーズンの時期を選び、地方都市の学校を検討したり、複数人部屋を選んだりするなどの工夫ができます。英語力向上を目指しながらもコストを重視する方にとって、フィリピン留学は最適な選択肢と言えるでしょう。
自分の目標や予算に合わせて、最適なプランを組み立ててみてください。フィリピンでの留学経験は、英語力だけでなく、異文化への適応力や国際感覚を養う貴重な機会となるはずです。