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高校生でもフィリピン留学できる?メリット・種類・費用などを徹底解説
2025.07.15記事

フィリピンは高校生でも留学しやすい環境が整っており、費用面でも人気がある留学先です。英語力を集中的に伸ばせるだけでなく、異文化交流や日本では経験できないボランティア活動など、成長できる貴重な経験が得られるでしょう。
この記事では、高校生がフィリピンに留学する際の条件や費用、メリット・デメリットについて解説します。留学先を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
高校生でもフィリピン留学できる?
高校生でもフィリピンへの留学は可能です。
近年では、高校生を対象とした語学留学や正規留学の受け入れ体制が整っており、多くの日本人学生が挑戦しています。英語が公用語のフィリピンでは、国際的な環境で実践的な英語を学べるでしょう。
英語力を早いうちに伸ばしたい方や、将来の海外進学を視野に入れている高校生にとって、フィリピンは非常に魅力的な留学先です。
フィリピン留学の年齢制限
フィリピン留学に明確な年齢制限はありませんが、中学生以上を受け入れ可能としている学校が多いです。
18歳未満の未成年者が留学する際、保護者の同意書や、親権者の同行もしくは現地でガーディアンの手配が必要となる場合があります。また、高校への正規留学や交換留学は、各学校やプログラムによって年齢制限が設けられていることがあるので、事前に個別のプログラム要項が必要です。
いずれにしても、高校生がフィリピン留学を検討する際には、年齢制限だけでなく、未成年者に対するサポート体制について事前に把握しておきましょう。
高校生の留学先としてフィリピンは一般的?
欧米圏と比べるとまだ多くはありませんが、フィリピンは近年高校生の留学先として注目を集めています。
主な理由としては、費用が比較的安く抑えられることです。欧米諸国への留学と比較して、学費や滞在費が安価であるため、経済的な負担を軽減できます。また、日本との時差が少なく身体的な負担が少ない点や、親日的な国民性から比較的安心して生活を送れる点も、留学先として注目される要素と言えるでしょう。
高校生向けの留学プランを取り扱うエージェントは年々増えているため、高校生のフィリピン留学は今後も増えることが予想されます。LALALAは無料エージェントなので、相談先に悩んだらぜひ一度お問い合わせください。
高校生がフィリピン留学をするメリット
フィリピン留学は、費用や環境、学習機会の面で高校生にとって非常に魅力的な選択肢です。英語力の向上はもちろん、国際感覚や実践力を養える機会が豊富にあります。ここでは、フィリピンでの高校生留学の主なメリットを見ていきましょう。
欧米留学より費用が安い
フィリピンを留学先に選ぶ大きなメリットは、費用の安さです。授業料・滞在費・生活費を合わせても、アメリカやイギリスの3分の1〜2分の1程度で留学できます。
さらに、物価が安いため現地での生活費も抑えられるでしょう。長期留学やボランティア活動への参加、現地での体験学習などにも積極的に取り組めます。フィリピンには、限られた予算で豊かな学びを得られる環境が整っていますよ。
異文化交流
フィリピンには多国籍の留学生が集まるため、自然と異文化交流の機会が増えます。高校生のうちから異なる価値観や習慣に触れることで、柔軟な思考力とグローバルな視野を養えるでしょう。
クラス内だけでなく、寮やアクティビティでもさまざまな国の生徒と交流できるので、英語の実践力を高めながら国際的な人脈を築けます。異文化交流の機会は、将来の留学や就職にも大きく役立つはずです。
日本では経験できないボランティア活動
フィリピンでは、地域社会に貢献するボランティア活動が盛んに行われており、高校生も参加可能です。教育支援、孤児院訪問、環境保全などの活動を通じて、英語を実践的に使いながら社会貢献を経験できます。
日本ではなかなか体験できない現場での活動は、感受性や責任感を育てるとともに、自分自身を見つめ直す貴重な機会になるでしょう。
時差が少なく順応しやすい
フィリピンと日本の時差はわずか1時間。生活リズムを大きく崩さずに現地の生活に順応できるため、初めての海外でも安心して過ごせるでしょう。時差が少ないことで体調管理しやすく、時差ボケの心配がないこともメリットです。
家族との連絡も取りやすく、保護者にとっても心理的な負担が少ない点は大きな魅力。留学のハードルが低く、特に短期留学や初めての海外生活には最適な環境です。
フィリピンに高校生用の留学プランはある?
近年、フィリピンでは日本の高校生を対象とした留学プランが充実しています。現地校への正規留学や、通っている学校と提携している高校への交換留学など、目的や期間に応じた柔軟に選択できるでしょう。
プログラムの申し込み方法は、通っている学校が提供するプログラムに参加する、留学エージェントのプログラムに申し込む、現地の学校に直接出願するなどさまざま。留学の種類によって変わるので、まずは学校や留学エージェントに相談をして、自身に合った留学方法を見つけましょう。
フィリピンの高校留学の種類
フィリピンの高校に留学する方法は、主に「正規留学」と「交換留学」の2つの種類があります。どちらも長期間の留学形式ですが、特徴は異なるため、目的に応じて自分に合ったスタイルを選びましょう。
正規留学
正規留学は、フィリピンの現地高校に入学・編入し、卒業を目指す留学スタイルです。フィリピンの学校では、すべての授業を英語で行うことが基本。一部のインターナショナルスクールや私立高校では、国際バカロレア(IB)などのカリキュラムを採用しているケースもあります。
正規留学は、長期間の滞在を通して英語力を飛躍的に伸ばせることはもちろん、将来の海外大学進学や国際的なキャリア形成にも繋がる、価値ある選択肢です。
入学時には、TOFLEなど英語力の証明や成績証明書が必要になることもあります。生活は基本的に学校の寮で行われ、安全面や生活面でのサポート体制も整っていることが多いです。
交換留学
交換留学は、フィリピンの高校と日本で通っている高校の提携関係を活用し、一定期間現地の高校生活を体験するプログラムです。
期間は6ヶ月〜1年が一般的で、現地生徒と同じように授業や課外活動に参加できます。英語力の向上だけでなく、異文化理解や国際的な人間関係の構築にも繋がる貴重な経験です。提携校との連携のもとで実施されるため、安全面や学習支援も整っており、初めての海外生活でも安心して参加できるでしょう。
フィリピン留学にかかる費用
フィリピン留学の費用は、欧米と比較すると大幅に下がることが特徴です。ここでは、正規・交換留学それぞれの学費の違いや、期間別で見る各種費用の目安について解説します。
正規・交換や期間によって費用が変わる
フィリピン留学にかかる費用は、以下の表の通りです。
項目 | 6ヶ月(半年) | 1年 |
学費 | 70~100万 | 120~200万 |
滞在費 | 0円(学費に含む) | 0円(学費に含む) |
生活費 | 12~24万円 | 24~48万円 |
渡航費 | 4~8万円 | 4~8万円 |
保険料 | 6~10万円 | 12~20万円 |
記載している学費は、一般的なフィリピン留学でかかる費用です。正規留学・交換留学により費用は異なるので、具体的な内訳はエージェントに確認してみてください。
フィリピン留学の特徴は、学費の中に滞在費や食費が含まれる点です。多くの学校は全寮制を採用しており、個人で滞在先を探す必要がないため、費用を安く抑えられます。毎日の食事も、3食寮で提供されることが基本です。
奨学金制度はある?
フィリピンの高校留学を対象とした、奨学金制度は存在します。多くの場合、学校が独自に提供する支援制度や、日本の地方自治体、教育関連団体が設けた奨学金制度を活用する形です。特に、優秀な成績をおさめた学生や、家計に一定の条件がある家庭を対象に支給される傾向にあります。
留学エージェントや学校に相談すれば適用可能な制度を案内してもらえる場合もあるので、早い段階から情報収集を始めましょう。
フィリピンの高校留学でよくある質問
フィリピン高校留学を検討する中で、多くの生徒や保護者が抱く疑問点について解説します。治安やサポート体制、ビザの取得方法などについて理解を深め、不安のない状態で留学準備を進めましょう。
治安が心配だが安全性は担保できる?
フィリピン全体の治安について心配される方は多いですが、高校留学の場合は生活の多くが学校の寮で行われるため、比較的安全な環境で生活できます。
学生寮は徹底したセキュリティが配置されており、日常生活でトラブルに巻き込まれる危険性は限りなく低いです。また、外出にはルールが設けられていることが多く、生活指導や緊急対応も整っているため、過度な心配は必要ないでしょう。
ただし、フィリピンの治安は地域によって差があり、絶対に安全とは言えません。基本的な防犯意識を持ち、危険な場所には近づかないようにするなど、自分自身で安全を意識することが大切です。
日本人によるサポートはある?
フィリピンの高校に正規留学または交換留学する場合、現地校に日本人スタッフが常駐しているケースは多くありません。特にローカルな高校や私立校では、日本語での対応が難しいことがほとんどです。
ただし、留学エージェントを通じて渡航する場合、多くは日本語サポート体制を整えています。定期的な状況確認や緊急時の対応、生活面の相談などを遠隔または現地サポートスタッフが行いますよ。
語学学校のような常駐サポートは期待できませんが、信頼できるエージェントを利用すれば、一定の安心感は確保できます。学校選びの段階で、どこまでサポートが得られるかを必ず確認しておきましょう。
高校留学にビザは必要?
フィリピン留学の期間が30日以上の場合、特別就学許可証(SSP)や学生ビザ(9Fビザ)の取得が必要です。学生ビザを取得するにあたって、在学証明書や出生証明書、親権者の同意書などの提出が義務付けられています。
ビザや許可証の取得は、現地の学校やエージェントが申請手続きをサポートしてくれることが一般的ですが、事前に十分な確認と準備が重要です。
まとめ
高校生でもフィリピンへの留学は十分に可能です。語学力の向上だけでなく、異文化体験や人格形成においても非常に有意義な体験となるでしょう。
フィリピン留学は費用を安く抑えられるだけでなく、安心して学べる環境が整っています。将来に向け早いうちから国際的な経験を積みたい方にとって、フィリピン留学は魅力的な選択肢となるでしょう。まずは自分の目標に合ったプランを見つけてみてください。