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マニラで絶対食べたい!おすすめグルメと人気レストラン10選【旅行・留学向け】
2025.09.29記事

マニラはフィリピンの首都として、歴史や文化だけでなく食の多様性でも注目される都市です。街を歩けば屋台料理から高級レストランまで、あらゆるスタイルのグルメが楽しめます。本記事では、マニラ滞在中にぜひ味わってほしい料理と、その魅力をたっぷりご紹介します。
定番のフィリピン料理はもちろん、留学生や旅行者にも人気のスイーツや麺料理など、現地ならではの魅力を知り、フィリピン滞在を充実させましょう。
マニラで楽しめる定番フィリピン料理
マニラを訪れるなら外せないのが、地元で愛され続けるフィリピン料理です。家庭の食卓で日常的に食べられるものから、お祭りなど特別な日に欠かせない一品まで、料理にはフィリピンの文化や歴史が色濃く反映されています。
ここでは、旅行者や留学生にも人気の定番メニューを紹介します。
アドボ(鶏や豚の煮込み料理)
アドボはフィリピン料理を代表する定番で、醤油・酢・ニンニクで鶏肉や豚肉をじっくり煮込んだ料理です。
酸味と塩味のバランスが絶妙で、白ごはんとの相性は抜群。各家庭や地域で味付けが異なるため、食べ比べを楽しむのも魅力です。レストランではスパイスを効かせたアレンジや、ココナッツミルクを加えたバリエーションもあり、旅行者にとっても食べやすい料理といえます。
留学中の学生も手軽に挑戦できるレシピとして人気です。
シニガン(酸味のあるスープ)
シニガンはタマリンドを使った酸味のあるスープで、豚肉や魚、エビ、野菜を具材にしたバリエーションがあります。
酸味が爽やかで食欲をそそり、暑い気候のフィリピンにぴったりの一品。日本の味噌汁のように、家庭ごとに味や具材が異なるのも特徴です。体調を整えたいときや野菜不足を補いたいときにもおすすめで、旅行中の胃にも優しい味わいです。マニラのレストランでは本格的なものからモダンなアレンジまで楽しめます。
レチョン(丸焼き豚)
レチョンはフィリピンのお祝い料理として欠かせない存在で、特にクリスマスや結婚式などの行事で振る舞われます。
丸ごとの豚を香辛料と共に炭火でじっくり焼き上げるため、外はパリパリ、中はジューシーな仕上がりが特徴です。マニラ市内にはレチョン専門店も多く、観光客でも気軽に注文できるセットメニューが用意されています。ボリューム満点ですが、甘酸っぱい特製ソースと合わせると飽きずに食べられます。大人数でシェアして楽しむのがおすすめです。
パンシット(焼きそば風麺料理)
パンシットはフィリピン版の焼きそばで、小麦麺や米麺を野菜や肉、シーフードと炒め合わせた料理です。
家庭料理としても定番で、誕生日に食べると「長寿を願う縁起物」とされる文化もあります。味付けは醤油ベースが一般的で、日本人にもなじみやすい味わいです。お店によってはオイスターソースを加えて濃厚に仕上げたり、レモンを絞って爽やかに食べるスタイルもあります。気軽に屋台でも楽しめるので、学生やバックパッカーに人気です。
ハロハロ(人気スイーツ)
ハロハロは「混ぜる」という意味を持つフィリピンの代表的なスイーツで、かき氷にカラフルなゼリーやフルーツ、アイスクリームをトッピングした華やかなデザートです。
見た目も楽しく、暑いマニラでのリフレッシュにぴったり。甘さは自由に調整できるので、甘党からさっぱり派まで幅広く楽しめます。ショッピングモールやファーストフード店でも気軽に注文でき、旅行者にも人気です。インスタ映えする一品としても外せません。
マニラで行きたいおすすめレストラン
マニラ滞在をより充実させたいなら、地元グルメやおしゃれな食事を楽しめるレストラン巡りは外せません。旅行者向けのフィリピン料理専門店から、若者に人気のカフェまで幅広い選択肢があります。
ここでは、マニラで一度は訪れたいレストランをカテゴリー別に紹介します。
旅行者に人気のフィリピン料理専門店
旅行中に「本格的なフィリピン料理を味わいたい」と思う方におすすめなのが、フィリピン料理専門店です。観光客にも分かりやすいメニューが多く、安心して挑戦できるのが魅力です。
XO46
XO46は、フィリピンの伝統料理を現代的にアレンジし、観光客から地元の人まで幅広く支持されているレストランです。
クラシックなアドボやシニガンはもちろん、地域ごとの郷土料理を洗練されたスタイルで提供している点が特徴。高級感のある落ち着いた内装で、旅行中の特別な食事にもぴったりです。スタッフも親切で、初めてフィリピン料理に挑戦する人でも安心して利用できます。
ビストロパナマ
ビストロパナマ(Pamana Restaurant)は、マニラ首都圏マカティやタガイタイなど複数に店舗を持つ、伝統フィリピン料理をモダンに再解釈したレストランです。
古くから継承されてきたレシピをベースに、料理長が独自のアレンジを加えたメニュー構成が特徴で、若者から年配層まで幅広く支持されています。
豚足を香ばしく揚げた「クリスピー・パタ(Crispy Pata)」、イカを墨で揚げた「Crispy Adobong Pusit」や、タマリンドとパイナップルを組み合わせた酸味のある魚料理など、味のバリエーションが豊富です。
マナム
マナムは、伝統的なフィリピン料理とモダンなフュージョン料理を融合させた有名チェーンレストランです。
酸味の効いたシニガンや香ばしいレチョンなどの定番料理はもちろん、ユニークな創作料理も楽しめます。メニューのサイズをスモールからラージまで選べるため、一人旅から大人数のグループまで幅広いシーンに対応可能。
観光客から地元の若者まで幅広い層に愛される理由がここにあります。
おしゃれなカフェ
マニラは近年カフェ文化が盛り上がりを見せ、フォトジェニックな空間で食事やドリンクを楽しむ若者が増えています。旅行者も気軽に立ち寄れるカフェは、観光の合間の休憩やSNS映えを狙うスポットとしておすすめです。
フローズンヨーグルト専門店 BLK513
BLK513は、炭を使用した真っ黒なフローズンヨーグルトがSNS映えすると話題の人気店です。
ヘルシー志向の人にもぴったりで、トッピングの種類が豊富なため、自分好みにカスタマイズできる楽しさがあります。さっぱりとした味わいで、観光やショッピングの合間の休憩におすすめ。女子旅や友人同士の立ち寄りスポットとしても人気を集めています。
ベンチカフェ(BENCH CAFE)
フィリピンを代表するファッションブランド「BENCH」が手掛けるカフェで、トレンド感あふれる店内が魅力です。
フィリピンの伝統料理をおしゃれにアレンジしたメニューが多く、見た目も華やかで写真映えします。旅行者だけでなく、地元の若者にも人気のため、常に活気ある雰囲気。観光中にフィリピン文化をモダンに体験したい方におすすめの一軒です。
サニーズカフェ
サニーズカフェは、明るくポップなインテリアとカラフルな料理が特徴の人気カフェです。
サラダやスムージーなどヘルシー志向のメニューも豊富で、長期滞在中の栄養バランスを意識した食事にもぴったり。友人同士のランチや観光中の休憩スポットとして利用されることが多く、特に女子旅や若者の間で評判が高いお店です。
ローカルに愛される屋台グルメスポット
レストランでは味わえないローカル感を満喫するなら、マニラの屋台グルメがおすすめです。
街角に並ぶ屋台では、バーベキュー串、バロット(孵化直前の卵料理)、キウェン(鶏の腸串)など、日本ではなかなか体験できない珍しい料理に挑戦できます。現地の人々と肩を並べながら食べることで、観光客には味わえない特別な時間を過ごせるでしょう。
特に人気エリアでは、夜になると屋台がずらりと並び、活気にあふれる雰囲気そのものが旅の思い出になります。ただし、初めて挑戦する場合は無理をせず、清潔さに注意して選ぶことが大切です。
グルメを楽しむときの注意点
マニラでグルメを堪能する際には、美味しさだけでなく安全面やマナーにも配慮する必要があります。
食文化は日本と異なる部分が多く、事前に基本的な知識を持っておくと安心です。ここでは、食事マナーやチップ文化、衛生面での注意点を解説します。
食事マナーとチップ文化
フィリピンでは、レストランでのチップは習慣的に行われています。高級店では会計にサービス料が含まれていることが多いですが、含まれていない場合は料金の5〜10%程度を渡すのが一般的です。
また、カジュアルな食堂や屋台ではチップは不要です。食事中のマナーとしては、食器を音を立てて扱わないこと、シェアする料理は取り分け用のスプーンを使うことが好まれます。現地流のマナーを意識することで、よりスムーズに食事を楽しむことができます。
衛生面で気をつけたいポイント
屋台やローカル食堂を利用する際は、清潔さのチェックが欠かせません。食材が常温で放置されていないか、調理器具や手元が清潔に保たれているかを観察しましょう。
氷や水道水は衛生面で不安が残るため、ミネラルウォーターを利用するのが安全です。観光客の場合、免疫が十分でないためにお腹を壊すリスクもあります。
旅行中に体調を崩さないためには、生ものや見慣れない食材に挑戦する際は特に慎重さが必要です。
まとめ
マニラは多彩なグルメと食文化を持つ都市で、レストランから屋台まで幅広い選択肢があります。
伝統的な料理やストリートフードは、現地の暮らしを体験する貴重な機会となりますが、同時に安全やマナーへの配慮も欠かせません。チップ文化や衛生管理を理解したうえで行動すれば、安心してマニラの食を満喫できます。旅をさらに充実させるためには、現地での挑戦心と注意深さをバランスよく持つことが大切です。