フィリピン留学で捨てチケットが必要な理由は?選び方や安く買う方法を解説

2025.12.10記事

フィリピン留学 捨てチケット

フィリピン留学を検討している方のなかには、「捨てチケット」という言葉を耳にして戸惑っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

費用を抑えながら短期間で英語力を伸ばせるフィリピン留学は、社会人の方にとって魅力的な選択肢です。しかし、入国時に必要な書類や手続きについて正しく理解していないと、思わぬトラブルに見舞われることもあるでしょう。

この記事では、フィリピン留学における「捨てチケット」の必要性から、具体的な選び方、そして費用を抑えて購入する方法まで、留学経験のない方でもすぐに実践できる情報を詳しく解説します。これから留学を計画されている方は、ぜひ最後までご覧ください。

フィリピン留学で捨てチケットが必要な理由

捨てチケットとは何か

捨てチケットとは、実際には使用する予定はないが、入国審査の要件を満たすために購入する航空券のことを指します。フィリピンへの入国には、滞在期間内に出国することを証明する必要があり、その証明として復路または第三国への航空券の提示が求められます。

実際に留学が始まると、現地で留学期間を延長するなどして帰国日を変更したいと考える方が多いです。しかし、往復航空券を購入すると帰国日が固定され、それを変更には高額な手数料がかかることがあります。

そこで、入国審査を通過するために必要最低限の条件を満たす安価な航空券を「捨てチケット」として用意するという方法が広まっているのです。

留学手続きで求められる理由

フィリピン政府は、観光ビザや短期滞在で入国する外国人に対して、滞在期間内に確実に出国することを証明する書類の提示を義務付けています。これは不法滞在を防ぐための措置であり、入国審査の際に復路航空券または第三国への航空券を提示できない場合、入国を拒否される可能性も否めません。

留学生の場合でも、30日以内の滞在であれば観光ビザで入国することが一般的です。たとえ語学学校からの入学許可証を持っていても、出国を証明する航空券は必須となります。航空会社によっては日本を出発する時点でチェックインカウンターで確認され、航空券を持っていないと搭乗を拒否されることもあるでしょう。

捨てチケットとして使えるチケットの条件

捨てチケットとして認められるためには、いくつかの条件を満たす必要があります。まず、出発日が入国から30日以内であることが基本です。観光ビザでの滞在可能期間は30日間であるため、この期間内に出国する予定であることを示す必要があります。

次に、航空券が実在する便であることです。架空の予約や偽造した航空券は、入国審査で発覚した場合、重大な問題となります。

また、予約確認書や予約番号が記載された正式な書類を提示できることも重要です。一部の格安航空券予約サービスでは予約後すぐにキャンセル可能なチケットを提供しており、書類として提示したあとに捨てチケットとして活用する方法もあります。

フィリピン留学における捨てチケットの選び方

フィリピン留学 捨てチケット

往復航空券で片道のみ使用可能なチケットを選ぶ

捨てチケットを選ぶ際のもっとも一般的な方法は、格安の往復航空券を購入し、片方を捨てチケットとする方法です。多くの格安航空会社では、往復で購入したほうが片道2枚を別々に購入するよりも安価になることがあります。

ただし、航空会社によっては往路を使用しないと復路が自動的にキャンセルされる規定があるため、必ず利用規約を確認しましょう。捨てチケットとして使用する場合は、復路の日程を実際の留学期間よりも早めに設定して入国審査の要件を満たしつつ、実際には別の便で帰国するという方法が一般的です。

留学スケジュールに無理なく合わせられる日程を選ぶ

捨てチケットを選ぶ際には、実際の留学スケジュールとの整合性を考慮することが重要です。入国審査官が航空券の日程を確認し、あまりにも不自然な日程設定だと疑問を持たれる可能性があります。たとえば、語学学校の入学日と出国予定日があまりにもかけ離れている場合、留学目的と矛盾していると判断されるかもしれません。

語学学校のプログラム期間に合わせて、プログラム終了日の数日後を出国日として設定するのが自然です。また、現地での延長を想定している場合でも、まずは最初の30日間をカバーする航空券を用意し、必要に応じて現地でビザ延長の手続きを行うという流れがよいでしょう。

捨てチケットとなる航空券を安く買う方法

フィリピン留学 捨てチケット

捨てチケットとして使える航空券を探す

捨てチケットを安く購入するためには、複数の航空券比較サイトを活用することが効果的です。同じ区間でも航空会社や時間帯によって価格が大きく異なるため、柔軟に検索条件を変更しながら最安値を探せます。

特に、フィリピンから近隣諸国への格安航空券は捨てチケットとして理想的でしょう。マニラからシンガポール、クアラルンプール、バンコクなどへの便は、格安航空会社が多数就航しており、時期によっては数千円程度で購入できることもあります。セブから香港やマカオへの便も比較的安価です。

キャンセルや変更の条件を確認する

捨てチケットとして購入する航空券は基本的に使用しないことを前提としていますが、万が一の状況変化に備えてキャンセルや変更の条件を確認しておくことも重要です。手数料を支払えば日程変更ができる場合もあるため、留学計画が変わった際にも対応しやすいでしょう。

格安航空会社では、もっとも安い運賃クラスではキャンセルや変更が一切できないことが多いです。しかし、捨てチケットとして使用する場合、この条件でも問題ありません。重要なのは、入国審査時に有効な予約として提示できることであり、実際に搭乗する予定がないためです。

航空会社のプロモーションを利用する

航空会社は定期的にプロモーションセールを実施しており、これらを活用することで捨てチケットを通常よりもさらに安く購入できるでしょう。特にフィリピンの格安航空会社であるセブパシフィック航空やエアアジアは頻繁にセールを実施しており、国内線や近隣国への便が数百円から数千円で販売されることもあります。

これらのプロモーション情報は、各航空会社の公式ウェブサイトやメールマガジン、SNSアカウントで発信されることがほとんどです。留学出発の数ヶ月前からこまめにチェックしてセールのタイミングを狙うことで、大幅にコスト削減できるでしょう。ただし、セール期間中は予約が集中するため、早めの行動が重要です。

まとめ:LALALAで留学を成功させよう

フィリピン留学における捨てチケットは、入国審査の要件を満たしながら、留学期間を柔軟に調整するための実用的な方法です。往復航空券の復路部分や、近隣国への格安便を活用することで、費用を抑えながら必要な書類を準備できます。

航空券を選ぶ際には、留学スケジュールとの整合性を保ちつつ、複数の比較サイトやプロモーション情報を活用して最安値を探しましょう。また、予約確認書がきちんと発行されること、入国審査時に有効な予約であることを必ず確認してください。

フィリピン留学は、費用を抑えながら短期間で英語力を伸ばせる素晴らしい機会です。LALALAでは、フィリピン留学に関するさまざまなサポートを提供しています。航空券の手配から現地での生活サポートまで、留学を成功させるための総合的なサービスをご用意しているので、ぜひお気軽にご相談ください。

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