ご相談・ご質問(平日11~18時)
【保存版】フィリピン留学前の準備リスト|準備期間や事前の英語学習も必見
2025.07.15記事
フィリピン留学を成功させるには、余裕を持った事前準備が不可欠です。パスポートやビザの手続き、持ち物の用意、現地生活への備えなど、やるべきことは多岐にわたります。準備不足はトラブルやストレスの原因にもなりかねません。 本記…
フィリピン留学を成功させるには、余裕を持った事前準備が不可欠です。パスポートやビザの手続き、持ち物の用意、現地生活への備えなど、やるべきことは多岐にわたります。準備不足はトラブルやストレスの原因にもなりかねません。
本記事では、フィリピン留学に必要な準備期間や、出発までの具体的なスケジュール、持ち物リスト、事前学習のポイントまで、安心して出発できるノウハウを詳しく解説します。
フィリピン留学の準備期間はどれくらい?
フィリピン留学の準備期間は、一般的に3ヶ月が目安です。
パスポートやビザの申請、語学学校の入学手続き、航空券や滞在先の手配など、手続きによっては時間がかかるものもあります。特に初めての留学や長期滞在の場合は、余裕を持ってスケジュールを立てることが重要です。
短期間での出発も可能ですが、トラブルを避けるためには早めの準備が安心。留学を決めたら、すぐに必要な手続きや持ち物リストを確認し、計画的に進めるようにしましょう。
スケジュールで確認!事前準備が必要なこと
フィリピン留学の準備は、各時期でやるべきことをリスト化し、もれなく対応することで、出発直前のバタバタやトラブルを防げます。パスポートやビザ、入学手続き、保険や通信手段、持ち物の準備など、必要なタスクを時系列で整理し、効率よく準備を進めましょう。
各タイミングごとに具体的な準備内容を、詳しく解説します。
3ヶ月前
3ヶ月前は、フィリピン留学の基盤となる重要な手続きを進める時期です。パスポートやビザ、学校の入学申請、滞在先の確保など、時間がかかるものから優先して着手しましょう。
特にパスポートは、早めに確認・更新が必須。語学学校の入学手続きや学費の支払いもこの時期に済ませておくと、希望のコースや滞在先が選びやすいです。必要書類の提出やビザ申請を早めに完結させておくことで、のちの準備がスムーズになり、直前のトラブルを防げます。
パスポートの申請
パスポートは留学準備の最初のステップです。有効期限が帰国予定日から6ヶ月以上残っているか必ず確認し、不足している場合は早めに申請・更新を行いましょう。
パスポートの取得や更新には数週間かかる場合があるため、余裕を持ったスケジュールが大切です。コピーも複数用意しておくと、現地での手続きや万が一の紛失時に役立ちます。
また、申請には戸籍謄本や顔写真などの提出が必要となるため、必要書類も事前に確認しておきましょう。パスポート番号や有効期限は、ビザ申請や航空券予約、学校への提出書類などさまざまな場面で必要です。控えを作成しておくと安心でしょう。
ビザの要不要確認・申請
フィリピンは30日以内の滞在であればビザ不要ですが、30日以上の滞在には観光ビザの延長が必要です。
語学留学の場合、多くは現地で観光ビザの延長やSSP(特別就学許可証)の取得を行いますが、大学や大学院など高等教育機関に進学する場合は、事前に日本のフィリピン大使館で学生ビザを申請する必要があります。
申請にはパスポート、証明写真、入学許可証、健康診断書、財政証明書などが必要です。語学学校によってはビザやSSPの取得をサポートしてくれる場合もあるため、早めに確認しましょう。
ビザの申請は書類の不備や混雑で時間がかかることもあるため、余裕を持って進めましょう。現地での延長手続きも含め、必要な書類や費用、スケジュールを事前に調べておくことが大切です。
入学手続き・SSP(入学許可証)の取得
語学学校の入学手続きは、早いうちからの申し込みが安心。フィリピン政府が発行するSSPは、1週間の短期留学でも必須です。
申請は多くの場合、語学学校が代行してくれますが、自分で移民局に申請しなければいけない場合もあります。SSPの申請にはパスポート、証明写真、申請費用(6,500~7,000ペソ)が必要です。必要書類や手続き方法は学校や留学エージェントに確認し、余裕を持って準備しましょう。
学費等の支払い
学費や入学金は、入学手続きと同時に支払うケースが多いです。支払い方法や期日を確認し、送金手続きに時間がかかる場合は早めに対応しましょう。送金証明書なども保管しておくと安心です。
滞在施設の手続き
滞在先の予約も早めに行うと選択肢が広がります。内部寮、外部寮、シェアハウス、ホテルなど、希望に合わせて選びましょう。部屋タイプや設備、食事の有無なども確認し、自分に合った滞在先を確保してください。
人気の寮やコンドミニアムは早く埋まることが多いため、早期予約がおすすめです。滞在先の契約条件やキャンセルポリシー、支払い方法も事前に把握しておきましょう。現地での生活を快適にするためにも、立地や治安、周辺施設の情報も調べておくと役立ちます。
航空券の購入
航空券は早めに予約することで安く手配できる場合が多いです。フィリピンに入国するためには、往復分または第三国行きの航空券が必要なので、入国条件を確認し、日程や価格を比較して購入しましょう。電子チケットの控えも必ず用意しておきます。
航空会社によっては、学生割引や変更可能なチケットも。渡航時期により航空券が高騰することもあるので、余裕を持った予約が大切です。フライトの乗り継ぎや到着時間も、現地到着後の移動手段を考慮して決めると安心です。
2ヶ月前
2ヶ月前は、具体的な生活準備を進める時期です。航空券や滞在先が確定したら、海外旅行保険への加入や、現地での通信手段の確保、持ち物の確認など、現地生活を意識した準備を始めましょう。
海外旅行保険(海外留学保険)の加入
海外旅行保険は、病気やけが、盗難などのトラブルに備えるために不可欠です。補償内容やサポート体制を比較し、自分に合ったプランを選びましょう。保険証券は現地でも提示できるよう、紙とデータ両方で用意しておくと安心です。
保険の加入にはパスポート番号や渡航期間、滞在先住所などが必要になる場合があるため、早めに準備しましょう。現地で医療機関を利用する際や、盗難・事故に遭った場合にも保険会社のサポートを受けられるよう、緊急連絡先も控えておくことが重要です。
在留届の提出
3ヶ月以上の滞在の場合、外務省の「在留届」提出が義務付けられています。オンラインで簡単に登録できるので、現地住所や連絡先が決まったら早めに手続きを済ませましょう。
在留届があると、災害や緊急時に日本大使館からのサポートが受けやすくなります。登録内容は変更があれば速やかに更新し、現地での連絡体制をしっかり整えておきましょう。家族にも在留届の提出を伝えておくと、万一の際に迅速な対応が可能です。
1週間前
出発1週間前は、スマホ・ポケットWi-Fiの確保や、パスポートや航空券、日用品などといった持ち物の確認、購入などを行います。最終パッキングを行い、現金やカード類、連絡先リストの準備も完了させておきましょう。
eTravelの登録や、スマートフォンの設定、現地到着後の移動手段も確認しておくと安心です。家族や友人に現地連絡先を伝え、緊急時の対応方法も再度確認しておきましょう。
スマホ・ポケットWi-Fiの確保
現地での連絡や情報収集のため、SIMフリーのスマートフォンやポケットWi-Fiを準備しましょう。日本でレンタルするか、現地でSIMカードを購入する方法があります。通信プランや料金も事前に調べておきましょう。現地の通信事情や主要キャリア、プリペイドSIMの購入場所も調べておくと、到着後すぐに使い始められます。
LINEやWhatsAppなどのアプリも事前にインストールし、家族や友人と連絡が取れる状態にしておきましょう。
持ち物の確認・購入
持ち物リストを作成し、必要な日用品や薬、電子機器などを準備します。現地で手に入りにくいものや、日本製が安心なものは日本で揃えておくことがベストです。
衣類や洗面用具も、現地の気候や生活スタイルに合わせて選びましょう。荷物の重量制限や持ち込み禁止品にも注意し、必要なものを厳選してパッキングします。持ち物は出発前に再チェックし、忘れ物がないようにしましょう。
緊急時の対応や連絡先の把握
緊急時に備え、日本大使館や現地警察、学校の連絡先をリストアップしておきます。家族や友人にも現地の連絡先を伝えておくと、万が一の際も安心です。保険会社の緊急連絡先も控えておきましょう。
現地でのトラブルや体調不良、事故などに備え、対応マニュアルや現地語のフレーズも用意しておくと役立ちます。連絡先リストは、スマートフォンと紙の両方で持参するとより安心です。
eTravelの登録
フィリピン入国時にはeTravelの事前登録が必要です。登録方法や必要情報を事前に確認し、出発前に手続きを済ませておきましょう。登録後に発行されるQRコードは、入国時に提示できるようスマートフォンや印刷で準備しておきます。
eTravelの登録は出発の72時間前から可能なため、忘れずに手続きを行ってください。登録内容に誤りがないかも必ず確認し、不明点があれば事前に問い合わせましょう。
必須ではないがやっておくと良いこと
必須ではありませんが、事前に準備しておくことで、現地でのトラブル回避や快適な生活につながることがいくつかあります。たとえば、決済手段の事前準備や滞在エリアのリサーチ、ワクチン接種です。
それぞれについて、理由やポイントを詳しく解説します。
フィリピンでの決済手段を用意しておく
フィリピンは現金社会ですが、多額の現金を持ち歩くのは危険です。クレジットカードやデビットカード、国際キャッシュカードを準備しておくことで、安全かつ便利に支払えます。
ATMの利用方法や手数料も事前に確認しておきましょう。現地通貨への両替や、キャッシュレス決済が使える店舗の情報も調べておくと、より安心して生活できるでしょう。現地での盗難対策として、カードや現金は分散して管理することをおすすめします。
滞在エリアの環境を調べておく
滞在エリアの治安や交通事情、周辺の生活施設について事前にリサーチしておくと安心です。
現地の治安情報や交通機関の利用方法、病院やスーパーの場所などを把握しておくことで、トラブルや不安を減らせます。特に初めての土地では、現地の生活習慣や文化の違いに戸惑うこともあるため、事前の情報収集が重要です。現地の日本人コミュニティやSNSグループを活用するのも有効ですよ。
ワクチン接種
フィリピンでは日本と異なる感染症リスクがあるため、必要に応じてワクチン接種を検討しましょう。A型肝炎、B型肝炎、狂犬病、破傷風など、現地で推奨されるワクチンについて、出発前に医師と相談しておくと安心です。
特に長期滞在や地方都市への渡航を予定している場合は、感染症対策を万全にしておくことが大切。渡航前に予防接種を受けることで、現地での健康リスクを大きく減らせます。
フィリピン留学の持ち物一覧
フィリピン留学の持ち物は、必需品とあると便利なものに分けて準備しましょう。必需品は忘れずに、便利グッズは現地での生活をより快適にしてくれます。リストを活用して、出発前にしっかり確認してください。
必需品
持ち物 | 説明・用途 |
パスポート | 渡航・入国に必須、コピーも用意すると安心 |
航空券 | 往復分を用意し電子チケットの場合は控えも準備 |
入学許可証・SSP | 短期就労の場合も必要、ビザ用の写真もあわせて用意(2×2インチ) |
海外旅行保険証券 | 万一の病気や事故に備えて加入を推奨 |
証明写真 | ビザや各種申請に使用、2×2インチ推奨 |
クレジットカード | 現地決済や緊急時に便利 |
現金(日本円・ペソ) | 必要最低限、多額の現金は避ける |
スマートフォン | 連絡・情報収集・翻訳などに使用、格安SIMが便利 |
ノートパソコン | 学習や連絡で使用 |
日用品・衣類 | 気候や期間に合わせて羽織れるものがあると便利 |
薬 | 常用薬や応急用の医薬品など |
パスポートや航空券、入学許可証などの重要書類は必ずコピーを作成し、現地での紛失や盗難に備えましょう。現地での通信やキャッシュレス決済のために、SIMフリーのスマートフォンやクレジットカードも忘れずに用意します。常用薬や日本の医薬品は現地で手に入りにくい場合があるため、必要量を持参しましょう。
あると便利なもの
持ち物 | 説明・用途 |
英語学習書・電子辞書 | 自習や授業の補助に役立つ |
虫除けスプレー・薬 | 蚊や虫刺され対策として持っておくと安心 |
洗濯ネット・洗剤 | 寮やコンドミニアムでの洗濯に便利 |
延長コード・変換プラグ | 電源が足りない場合や日本製品利用時に必須 |
折りたたみ傘 | スコール対策としてあると安心 |
サンダル・スリッパ | 寮やシャワー利用時に重宝 |
生理用品 | 現地で合うものが見つからない場合に安心 |
速乾タオル | 洗濯や旅行時に便利 |
予備のメガネ・コンタクト | 紛失や破損時の備えて用意 |
小型リュック・エコバッグ | 外出や買い物時にあると便利 |
これらのアイテムは現地でも入手可能なものもありますが、日本製の品質や使い慣れたものが安心という方は持参をおすすめします。特に虫除けや洗濯グッズ、変換プラグなどは現地での生活を快適にしてくれる便利アイテムです。
留学前にやっておきたい英語学習
フィリピン留学を最大限に活かすためには、出発前の英語学習が非常に重要です。ここでは、留学前にやっておきたい具体的な学習ポイントを解説します。
基礎的な英単語を覚える
英語学習の土台となるのが語彙力です。留学前に中学卒業レベルの基礎的な単語をしっかり暗記しておくことで、現地の授業や日常会話が格段に理解しやすくなります。
特に、日常生活や学校生活で頻繁に使われる単語(食事、買い物、移動、健康など)は重点的に覚えましょう。単語帳やアプリを使って毎日少しずつでも継続して覚えることが大切です。基礎単語が身についていれば、現地で新しい表現を吸収する余裕も生まれ、学習効率が大きく向上します。
また、TOEICや英検などの頻出単語も押さえておくと、試験対策に役立つでしょう。
日常会話で使えるフレーズを覚える
現地でスムーズにコミュニケーションを取るためには、よく使う日常会話のフレーズを事前に覚えておくと便利です。自己紹介やあいさつ、買い物やレストランでの注文、道を尋ねるといった基本的な会話は、留学生活のあらゆる場面で役立ちます。
フレーズ集や会話集を活用し、実際に口に出して練習しましょう。映画やドラマのセリフを真似してみることもおすすめです。覚えたフレーズを自分なりにアレンジして使うことで、表現力も自然と広がります。
中学レベルの英文を音読する
音読は、リスニング力や発音、スピーキング力を総合的に伸ばすのに効果的な学習方法です。中学レベルの英文や会話文を繰り返し音読すれば、英語のリズムやイントネーションに慣れることができます。音読を続けることで、頭の中で英文を組み立てるスピードが上がり、実際の会話でもとっさに英語が出てくるようになるでしょう。
また、音読は発音やアクセントの矯正にも役立ちます。録音して自分の発音をチェックしたり、ネイティブ音声を真似して練習したりすることも効果的です。音読を習慣にすることで、現地での授業や生活に自信を持って臨めるようになります。
まとめ
フィリピン留学を充実させるためには、早めの準備と計画的な行動がとても大切です。パスポートやビザの取得、学校や滞在先の手配、持ち物や英語力の事前強化など、やるべきことは多岐にわたりますが、一つひとつ丁寧に進めることで不安やトラブルを大幅に減らせます。
特に、現地での学びを最大化するためには、基礎的な英語力を身につけておくことが大きなポイントです。入念に準備を整えておけば、現地での新しい出会いや経験を存分に楽しみながら、英語力と自信を大きく伸ばせるでしょう。