フィリピン・セブ島への語学留学の基本情報まとめ|費用・学校・治安などを確認しておこう

2025.07.14記事

英語の勉強をするには、留学が非常に効果的です。特にフィリピンは学費が安く、ビーチでゆっくり過ごせるという環境から人気の国。

今回は、フィリピンの中でも留学生が注目する、セブ島留学の基本情報を解説します。

 

フィリピン・セブ島の特徴

まずは、セブ島の特徴について解説します。

自然豊かなリゾート地

セブ島はアジアの人気リゾートで、多くの方がバケーションを楽しみに集まります。ビーチには透明度の高い海と白い砂浜が広がり、シュノーケリングやダイビング、ジェットスキーといったマリンアクティビティも豊富です。

 

シャングリラなどのリゾートホテルも多く、特にマクタン島はリゾートエリアとして開発されています。

日本との時差は1時間

セブ島は日本との時差が1時間です。そのため、時差ボケせず渡航してすぐ元気に過ごせます。日本との連絡も取りやすく、家族や友人とコミュニケーションがしやすいでしょう。また、何かトラブルがあったときも、日本のエージェントに連絡してすぐ対応してもらえます。

一年を通して温暖な気候

セブ島は、一年を通じて温暖な気候です。冬でも最低気温が20度以下になる日がほとんどなく、半袖で過ごせる日が多いでしょう。

 

5月から10月は雨が多く、スコールのように急に降ることもあるため注意してください。12月から4月は乾季で、雨が少なく過ごしやすくなります。

治安は比較的安定している

セブ島は比較的治安が安定しており、観光客や留学生も安全に過ごせます。政府もセブ島の安全対策を強化していることから、安心して暮らせるでしょう。

 

ただし、セブ市内のカルボンマーケットやコロンストリート周辺は、スリやひったくりなどの事件が発生しています。また、夜道を一人で歩いたり、野良犬を触ったりするのは危険なのでやめましょう。

物価は日本の1/3程度

セブ島は物価が安く、日本の1/2〜1/3程度です。

 

例として、チェーン店での食事は800円以下、ローカルな屋台だと100円で食べられるメニューもあります。シャンプーが400円で売っていたり、プライベートジムのレッスンを1時間1,000円で受けられたりと、日用品や娯楽にかかるお金も安いです。

 

タクシーは短距離なら200円、3つ星ホテルは3,000円からと、旅費交通費も安価でしょう。

セブ島が語学留学におすすめの理由

セブ島は、語学留学に非常におすすめです。以下に、その理由を解説します。

日系の語学学校が多い

セブ島には日系の語学学校が多いです。そのため、英語がほとんど話せない方も日本語でサポートを受けられて安心ですし、寮の食事も日本人が食べ慣れたものがよく出ます。

 

TOEICなど、日本人が目的とする英語スキルを磨くためのコースも豊富です。ワーホリや留学など、語学学校卒業後のキャリアについて、日本語で相談にのってもらいやすいこともメリットでしょう。

短期間で英会話力が伸びやすい

セブ島の語学学校の多くは、1日の授業が8時間に設定されており、他国の語学学校に比べると勉強時間が長いです。アメリカやカナダだと授業は午前中のみのこともあり、午後からは自分で自習や英会話に取り組まないと、なかなか英語力が上がりません。

 

平日8時間勉強の生活を続けると、3ヶ月で約500時間の勉強時間を確保できます。日常会話を取得するには500~1,000時間必要と言われているので、授業だけでなく友だちと英会話をしながら夕食を食べたり、休日に英語を話す友達と遊びに行ったりするだけで、日常的なコミュニケーションは英語でできるようになることも可能でしょう。

マンツーマン授業が多く初心者にやさしい

セブ島の語学学校は、マンツーマンの授業が多いです。グループのクラスより話す時間が長く、初心者でも英語力を伸ばせます。

 

また、「人がいると英語を間違えるのが恥ずかしい」という方も、マンツーマンなら先生しかいないので、照れずに話しやすい面もあるでしょう。わからないところも質問しやすく、どんどん英語が話せるようになるはずです。

日本語が通じやすい

日系の語学学校が多いので、スタッフの方と日本語でコミュニケーションできます。何かあった時に日本語で相談できるのは、特に海外経験が少ない方にとっては大きな安心材料でしょう。勉強についてはセブでの生活について、不安を感じることなく毎日を過ごせます。

留学費用が安い

セブ島はアメリカやカナダなどに比べると学費が安いです。月に20〜30万円ほどで通えるため、無理なく留学を実現できます。

 

また、多くの場合学費に寮費が含まれており、学費のみで生活費までまかなうことが可能です。寮は2~3食の料理もついているので、外食をしなければ食費を0円に抑えられます。

セブ島留学にかかる費用の目安

セブ島留学にかかる費用の目安は以下の通りです。

 

3ヶ月6ヶ月12ヶ月
入学金1万5,000円
学費・寮費80万円150万円300万円
SSP2万円
ACR I-Card1万円
SSP E-Card1万円
ビザ延長費用2万円4万8,000円15万8,000円
教材費8,000円1万2,000円1万2,000円
航空券10万円
海外旅行保険6万円12万円20万円
合計104万3,000円183万5,000円352万5,000円

 

セブ島留学におすすめの学校

セブ島にはたくさんの語学学校がありますが、なかでもおすすめの学校を5校紹介します。

3D ACADEMY(3D アカデミー)

3D ACADEMYは授業料が安く、ESLコースの4人部屋を選ぶと3ヶ月の学費が51万円です。部屋にはシャワーやトイレがついており、掃除や洗濯の無料サービスもあります。授業はスピーキングを重視しており、実践的な英語を学べるマンツーマン授業や、討論形式やメディア読解などを行うグループ授業があります。

 

校舎はセブ市内で交通の拠点なっているモールの中にあり、アクセスの良さは抜群です。モール内にスーパーやコンビニ、カフェ、薬局などがそろっているので、毎日の生活は快適でしょう。

 

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QQ English(QQ イングリッシュ)

QQ Englishは、食事付きの学生寮が用意された3ヶ月のコースで、学費が約30万円です。

 

英語の学習が4倍のスピードで進められているというカランメソッドを取り入れており、2,500人の講師によるマンツーマンやグループ授業を受けられます。

 

日本人スタッフが25人も常駐しているため、セブ島での生活や勉強の進め方など何か悩みがあるときは日本語でスムーズに相談ができます。入学日は1日単位で選べ、仕事の都合でスケジュールの制限がある方にもおすすめです。

 

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English Fella(イングリッシュ フェッラ)

English Fellaの学費は、PIC-4コースで3ヶ月約75万円です。

 

講師は全員、4年制大学を卒業した正社員で、パートタイムで働く人はいません。多くの方は教員免許を持っていて、IELTSやTOEFLのスコアを持っています。基礎コースから上級コースまである中で、生徒は自分にあったカリキュラムを選んで受けられますよ。

 

キャンパス内には看護師が常駐しており、ガードマンが24時間体制で安全を守ります。週に1回掃除をしてもらえ、週に2回ハウスキーパーがベッドシーツと枕カバーの交換します。

 

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EV Academy(イーヴィー アカデミー)

EV Academyは、Intensive ESL(スパルタ)コースで4人部屋の寮に泊まると3ヶ月約80万円です。

 

こちらはセブ島初のスパルタ校で、スパルタ式とセミスパルタ式から選ぶことができます。月曜日から木曜日までは外出が禁止されており、毎日必ず単語テストと文章テストを受けなくてはなりません。セミスパルタ式は、自由に外出できます。

 

講師陣はトップレベルで、月2回の講義とセミナーなど教育環境も整っています。講師評価チェックもあり、モチベーションの高い先生から英語を教われます。

 

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Cebu Blue Ocean Academy(セブ ブルー オーシャン アカデミー)

Cebu Blue Ocean Academyは、Intensive ESLコースの3人部屋で学費は3ヶ月約56万円です。

 

もともとバギオで長年語学学校を経営しており、そのノウハウを活かしてキャンパスを運営しています。カリキュラムはマンツーマンが中心で、レベルは10段階に細分化。

 

校舎はマクタン島のリゾートエリアにあり、近隣は高級リゾートが立ち並んでいます。オーシャンビューの部屋はリラックスでき、アイランドホッピングなどしやすい立地です。

 

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セブ島に留学する際の注意点

セブ島に留学する際、日本との違いで戸惑う部分や、初めての海外でトラブルになりやすいポイントなどがあります。ストレスなく過ごすため、事前に準備を整えておきましょう。

食事や水が合わないことがある

フィリピン料理は、酸味と甘みが強い食事が多いです。砂糖がよく使われるため、合わない方には「食べるものがない」となるケースも。また、油っぽい調理法も多く、胃もたれしてしまう方もいます。セブ島には日本料理レストランを始め、中華料理やイタリアンのレストランもあるため、好みのお店を早めに見つけておきましょう。

 

また、水道水は絶対に飲まないでください。日本と同じ感覚で飲んでいると、腹痛や吐き気、場合によっては食中毒を引き起こします。

スパルタ校を選ぶ際には自分に合っているか確認する

スパルタ式の授業を取り入れているところは、ルールが非常に厳しいです。大量の課題やテストは当たり前、外出も禁止されてとにかく勉強以外ができない環境になります。

 

英語力を上げるためには、スパルタ式は非常に効果的です。しかし、「勉強しながら海外生活も楽しみたい」「セブのビーチリゾートを満喫したい」という方には向いていません。自分が何を求めているか事前に確認しましょう。

留学前に基礎英語はできるようにしておく

留学前には、ある程度の英語の勉強を自分でしておきましょう。極端に言えば、アルファベットもわからない状態で留学してもあまり効果はありません。

 

be動詞や一般動詞、最低限の単語だけでも覚えてから行くと、授業を最大限活用して英語力をアップさせられます。どのくらいの勉強をどうやってすればよいかわからない場合は、留学エージェントに相談してみてください。

今回は、セブ島への語学留学について解説しました。

セブは比較的治安が良く、天気もいいので海外に慣れていない方にもおすすめの留学先です。学費や生活費、渡航費が安いため、アメリカやカナダなどに比べると気軽に行くことができます。

これから英語力を伸ばしたい方は、ぜひ検討してみてください。

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