フィリピン留学の見積もり作成の落とし穴3つ!

2025.07.01記事

「フィリピン留学をしたいが、費用がどのくらいかかるかわからない」。そんな不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。フィリピン留学は欧米への留学に比べるとリーズナブルですが、それでも明確な費用を把握せずに準備を進めるの…

「フィリピン留学をしたいが、費用がどのくらいかかるかわからない」。そんな不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。フィリピン留学は欧米への留学に比べるとリーズナブルですが、それでも明確な費用を把握せずに準備を進めるのは危険です。本記事では、フィリピン留学の費用見積もりの目的や適切なタイミングについて解説します。

1 フィリピン留学の見積もりとは?

フィリピン留学の見積もりについて解説します。

1.1 見積もりの目的と作成のタイミング

見積もりを作る目的は、留学費用の全体像を把握することです。学費や滞在費、航空券代など、留学に必要な費用を具体的に把握できます。これにより、具体的な金額を基に資金計画を立てられるようになるでしょう。事前に設定した留学予算と、取得した見積もりを照らし合わせることで、予算内で留学できるか、どの程度の調整が必要かを確認できます。

 

作成のタイミングは、留学の目的と期間が決まった時です。「3ヶ月間集中的に英語力を伸ばしたい」「TOEICで300点のスコアアップを目指したい」など定まった段階で、見積もりを取り始めましょう。もしくは、気になる語学学校やエージェントを絞り込んだ時もタイミングです。信頼できる留学エージェントを見つけ、希望する学校をいくつか絞り込んだら、それぞれの見積もりを請求しましょう。

1.2 見積もりに含まれる主な費用項目

見積もりには、以下の項目が含まれます。

  • 入学金
  • 学費
  • 航空券代
  • 海外旅行保険料
  • SSP申請費
  • ACR-Iカード費
  • ビザ延長費
  • 光熱費
  • 寮デポジット
  • 教材費
  • 生活費

 

なお、これらはあくまで目安です。入学金が学費に含まれていたり、留学期間によってはビザ延長費がかからなかったりします。

1.3 フィリピン留学の相場感と他国との違い

フィリピン留学の相場は以下の通りです。

3か月65~120万円
4か月80~150万円
5か月100~190万円
6ヶ月120~220万円
12か月220~450万円

フィリピン留学の費用は他国に比べると安く、カナダやオーストラリアの1/3程度に収まることもあります。費用を安くするには、寮は個室ではなく大部屋を選ぶこと、食事はレストランに行かず寮で提供されるものを食べること、アクティビティにお金をかけすぎないことなど気を付けましょう。

2 見積もり作成でよくある3つの落とし穴

見積もりを作る際、以下の3つのポイントに気を付けてください。

2.1 落とし穴1:エージェント手数料と海外送金手数料

エージェント手数料とは、留学をサポートするエージェントに対して支払う費用です。見積もりになく最後の請求の際に組み込まれることもあるため、事前に確認しましょう。また、フィリピン留学の場合はエージェント手数料が無料のこともあるため、確認してください。

 

海外送金手数料とは、お金を海外に送る時に発生する手数料です。送金する金額によっては手数料が数千円から数万円になることもあるため、事前に見積もりに入れてもらいましょう。

2.2 落とし穴2:滞在環境・寮条件による見落とし

留学中に滞在する寮は、個室かとルームシェアから選べます。4人など大人数でシェアするタイプだと安いですが、個室の場合は金額が高くなります。見積もりの段階で自分がどのタイプを希望するか伝え、正しい金額を算出してもらいましょう。

 

また、寮によって条件が異なります。食事が提供されるか、光熱費やWi-Fi利用料はどのように支払うかなど確認してください。

2.3 落とし穴3:所在地・時期による価格差

フィリピンの中にも、物価が高い地域と安い地域があります。例えば、首都のマニラや観光地としても大人気のセブ島は、他のエリアに比べると高額の傾向です。学費や生活費もこれらのエリアでは高くなりやすいでしょう。

 

また、時期によっても金額が変わります。例えば、航空券はおおよそ6万円ほどで購入できますが、年末年始や夏休みなどのハイシーズンは倍以上になることも。ホテル泊の場合、宿泊費も時期によって価格差があります。

3 見積もりを取る前に確認すべき3つのポイント

見積もりを取る前に、以下のポイントを確認しましょう。

3.1 総額表示かどうかをチェック

見積もりに「留学プログラム代」などとあった場合、それは留学費用のすべてを対象としたものではありません。学費やテキスト代など、学校側に支払う費用に限定されています。全部でいくらになるか確認するためには、「留学合計費用」といった表記の金額を確認しましょう。わかりにくい時は、エージェントに「これは総額表示ですか」と聞いてみてください。

3.2 滞在スタイル(寮・コンドミニアム・ホテル・ホームステイ)の違い

フィリピンの語学学校では、寮に滞在するスタイルが一般的です。同じ学校に通う留学生同士で暮らすことで、友達を作りやすく、放課後も英語を話す機会が豊富にあります。

コンドミニアムは、いわゆるアパートやマンションのことです。プライベートを確保し、自分で自炊することもできます。物件によっては、プールやジムなどもあり充実した生活が過ごせるでしょう。

留学生の中には、ホテルに宿泊する方もいます。アメニティや設備が充実しており、清掃も毎日入る点はメリットです。費用は高くつきますが、プライベートも確保されます。

ホームステイなら、現地の文化や生活習慣を体験できます。フィリピンの文化を楽しみながら、リスニングやスピーキングの機会もたくさん得られるでしょう。

どのスタイルを選ぶかによって費用は大きく変わるため、見積もりを取る前に決めておいてください。

3.3 航空券・保険・ビザ代の有無

航空券は、いつ予約するか、どの時期のフライトか、フルキャリアかLCCかによって金額が大きく変わります。一番安く抑えたいのであれば、少なくとも3か月前に、閑散期のフライトを、LCCで予約しましょう。

海外旅行保険は、補償内容によって金額が変わります。クレジットカード付帯保険でよいと思っている方もいるかもしれませんが、学費をそのカードで支払う必要があるか、けがや病気の治療費をどこまで補償してもらえるのかなど確認し、不十分な場合は必ず海外旅行保険に加入しましょう。

フィリピンは、30日以内の滞在であればビザは不要です。それ以上長く留学する場合は、ビザ延長の費用が発生します。

4 予算オーバーを防ぐための費用内訳チェック法

予算をオーバーしないためにはどこに気をつければよいか、チェック方法を解説します。

4.1 エージェントに見積もりの再確認を依頼する

留学エージェントから受け取った見積もりはすぐに確認し、不明点については再確認をして、すべてクリアにしておきましょう。「学費に入学金は含まれているか」「滞在費はホテルと寮のどちらを想定した金額か」「為替レートの適用時期は」「キャンセルポリシーはどうなっているか」など、気になる点を質問してください。

また、学校が開催する自由参加のアクティビティや寮のデポジットなど、見積もりになく現地で発生する可能性がある費用について質問し、リストアップしてもらいましょう。

4.2 予備費(現地出費)の目安を持っておく

体調不良になった時の薬代など、突然の出費はあるものです。それに対応するため、予備費として全体予算の10~20%を現地に持っていきましょう。予備費を作ってあらかじめ余裕を持たせておくことで、何かあっても予算をオーバーせず収められます。

5留学準備に不安がある方は無料カウンセリングを活用しよう

留学準備や見積もりについて不安がある方は、ぜひ無料カウンセリングをご利用ください。

5.1無料カウンセリングでできること

無料カウンセリングでは、フィリピン留学について不安に思っていることや疑問点などを、何でもご相談いただけます。予算はどれくらい必要か、何にどれだけお金をかけられるかなどをヒアリングし、スタッフが一人ひとりに寄り添ってカウンセリングをするので、安心して出発できます。

5.2個別相談で自分に合ったプランを作ろう

留学の目的や期間など、人によってどのようなプランがあっているかは様々です。カウンセリングでは個別に「なぜ留学したいのか」「どんな過ごし方が希望か」「予算はどれくらいか」をお聞きして、その人にあったプランを作ります。

留学の満足度を高めるには、事前準備が重要です。カウンセリングは無料なので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

今回は、フィリピン留学の見積もりについて解説しました。見積もりは単に費用を明らかにするだけでなく、留学計画を具体化し、予算オーバーを防ぐために役立ちます。学費や娯楽費のほか、予備費も考慮して予算を組み、費用に関する不安をなくした状態で出発しましょう。

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