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高校生でセブ島留学はアリ?メリットや費用について解説
2025.07.14記事

セブ島に留学したい高校生の方やその親御さんは、「きちんと英語を学べる?」「初めて海外に行くけど、安全に生活できる?」など、不安がありますよね。
この記事では、高校生のセブ島留学について解説します。セブ島での授業や治安など、気になる方はぜひ参考にしてください。
高校生でセブ島に留学している人はいる?
結論から言うと、セブ島に留学している高校生はたくさんいます。
理由として、北米やヨーロッパに比べると直行便で片道5時間と距離的に近く、治安も安定しているためです。また、いきなり欧米文化に飛び込むよりも、同じアジアの国で暮らす方がハードルが低いと考える人が多いことも関係しています。
留学する日本人高校生の数が多いため、セブ島の語学学校も彼らに対するケアのノウハウを持っており、親御さんも安心できる点は大きなポイントと言えるでしょう。
高校生でセブ島に留学するメリット
高校生がセブ島に留学するメリットは、主に5つあります。
マンツーマン授業で英語力向上に役立つ
セブ島の語学学校は、マンツーマン授業が多いです。そのため、講師とじっくり議論をしたり、わからないことはなんでも質問できたりといった環境で、英語力向上に役立ちます。
特に高校生は、大人よりも「人前で英語を話すのは恥ずかしい」「発音が悪いから会話を聞かれたくない」「わからないことがあっても、自分以外はわかっていそうだから質問できない」と思ってしまいがちです。そんな方でも、他に生徒がいないマンツーマン授業なら積極的に参加できるでしょう。
多くの学校に日本人スタッフが常駐している
セブ島には日系の語学学校が多く、ほとんどの場合日本人スタッフが常駐しています。勉強でわからないことがあったときだけでなく、セブ島での生活で悩んでいることや体調不良など、幅広く相談しやすいです。
高校生の留学は本人も親御さんも不安なことが多いものですが、日本語が通じるスタッフがいるだけで安心できるでしょう。
日本から近く時差も少ない
日本とフィリピンの時差は、たった1時間です。時差が少ないため、日本にいる家族や留学エージェントなどと連絡を取りやすいことは大きなメリットでしょう。
時差ボケもしにくく、フィリピンについてすぐ生活に馴染めます。生活リズムを大きく変える必要がないため、ストレスも感じにくいです。
国際交流ができる
セブ島には多くの国から留学生が集まりやすいです。中国や韓国、台湾といった日本の近隣国だけでなく、ロシアやトルコ、サウジアラビアなどからの留学生がいます。
そのため、現地の方だけではなくさまざまな国の人と国際交流ができ、視野が広がる点が大きなメリットです。単に英語を学ぶだけでなく、「日本以外の国ではどんな文化があるのか」「異なる文化を持つ相手とどうやってコミュニケーションをすればよいか」といったことを学べます。
困難に対する問題解決能力が上がる
留学中は、日本で過ごすときにはありえなかったトラブルに見舞われるものです。
大きな事故や怪我などは気を付けていれば避けられますが、「相手を傷つけるつもりで言っていないのに、嫌な思いをさせてしまった」「食事があわなくて困る」といった悩みはつきもの。そういった困難に対して、どうすれば解決するかを考え実行する力が身につきます。
日本の塾とは違う!セブ島の語学学校で受けられる授業
日本にも英語に特化した塾はありますが、セブ島の語学学校の授業は一味違います。どのような教育が受けられるか、2つのポイントを見てみましょう。
アウトプットが中心の「実践型授業」
日本では単語を覚えたり長文を読解したりといった、インプット型の教育が基本です。定期テストでも、いかに単語や熟語を暗記したかが問われます。
一方、セブ島の授業はアウトプットが中心です。授業の中で自分が話す時間が長く、講師の話すネイティブな英語を聞く機会が多くあります。宿題やテストも、自分で英作文するパターンが多いでしょう。
また、非常に実践型で、セブ島で買い物をしたり病院に行ったりするときに使える言葉を覚えられます。「この単語を覚えてどこで使えるのだろう」とモチベーションが下がることがなく、授業で習ったことをすぐに実生活で活用できるため、高い意欲を持って勉強を継続できるはずです。
個々の目的に沿った「個別対応型カリキュラム」
セブ島の語学学校には複数のコースがあり、自分にあったものを選べます。例えば「IELTSの点数を上げたい」「TOEIC900点を目指したい」という方にはそれぞれのテストに対応したコースを、「海外で生活するための英語を学びたい」という方は実践型のコースを選ぶことが可能です。
また、学校によってはコースの中で個別のカリキュラムを選べることもあるので、より個別最適化された教育を受けられます。
気になるセブ島の治安について
セブ島の治安はわりと安定しており、観光客や留学生が多く滞在しているので、外国人であっても目立ちません。また、政府がセブ島での安全対策を強化しており、安心して毎日を過ごせます。
しかし、日本に比べるとやはりリスクはあるでしょう。特にセブ市内のカルボンマーケットやコロンストリート周辺は、スリやひったくりなどの事件が発生しているので注意してください。
また、夜道の一人歩きは危ないです。授業や遊びの帰りが遅い時間になってしまったら、タクシーを使いましょう。
高校生のセブ島留学にかかる費用
高校生が3ヶ月間セブ島に留学するため、必要な費用は下記の通りです。
項目 | 3ヶ月の費用目安 |
学費・滞在費 | 75万円 |
食費 | 10万円 |
生活費 | 3万円 |
渡航費 | 10万円 |
保険料 | 6万円 |
ガーディアン費用 | 3万円 |
合計 | 107万円 |
セブ島の語学学校は、基本的に寮が併設されており寮費が学費に含まれます。寮には食事がついており、あえて外食をしなければ食費はかかりません。ここでは、毎週レストランなどで食事をした場合の金額を計上しています。
また、生活に必要なシャンプーや洗剤なども、寮についています。ここでは、あえて自分好みの製品を購入した場合の金額を計上しました。
フィリピンでは、高校生以下の留学生にはガーディアンという制度があります。これは、留学生が安全にセブ島で生活できるよう、休日に出かけるときに同行したり、トラブルがあったときに相談にのったりしてくれる方がつく制度です。価格は学校によってそれぞれですが、月に数千円ほどを目安としましょう。
最後に
今回は、メリットや注意点を詳しくご紹介しました。
高校生のうちに一人で海外に行くことは何かと不安もあるかもしれません。しかし、毎日ネイティブの英語に触れたり、親元から離れて生活をしたり、さまざまな国の人と交流したりと、日本ではできない経験ができることは確かです。
英語力も非常に上げやすいので、将来英語を使った仕事がしたい方や、英語が好きな方、海外生活に興味がある方はぜひチャレンジしてみましょう。