フィリピンまでの飛行時間は?ひと目で分かる一覧表をチェック!

2025.10.29記事

常夏のリゾート地・フィリピンは、日本からアクセスしやすい人気の海外旅行先です。セブ島やマニラ、ボラカイ島など魅力的なエリアが多く、短期旅行や留学にもぴったり。そこで気になるのが「日本からどのくらいの時間で行けるのか」という点です。

本記事では、日本主要空港からフィリピン各都市への飛行時間と、知っておきたい時差情報をわかりやすく解説します。

日本とフィリピンの時差


フィリピンと日本の時差はわずか1時間。日本のほうが1時間進んでおり、たとえば日本が正午のとき、フィリピンは午前11時です。このため、時差ボケの心配はほとんどありません。長時間のフライトが必要な欧米諸国と比べると、体への負担が少なく、短期間の旅行でも快適に過ごせます。

また、オンラインで家族や友人と連絡を取りやすい点も魅力です。到着当日からアクティブに観光を楽しめることが、フィリピン旅行の大きなメリットといえるでしょう。

日本からフィリピンまでの飛行時間一覧表


日本各地からフィリピン主要都市までの飛行時間について、成田・羽田・関西・中部・福岡の5つの主要空港を基準に、人気の「セブ島」「マニラ」「ボラカイ」までの所要時間を、以下の表にまとめています。

マニラセブ島ボラカイ(カティクラン空港)
成田空港約4.5時間約5時間約8時間40分(マニラ経由)
羽田空港約4.5時間約8.5時間(マニラ経由)約10時間(マニラ経由)
関西国際空港約4時間45分約9時間(マニラ経由)約12時間(マニラ経由)
中部国際空港約4時間45分約8.5時間(マニラ経由)約17時間(マニラ経由)
福岡空港約4時間約9.5時間(マニラ経由)約11時間(マニラ経由)

マニラは日本から比較的近く直行便も出ているため、主要都市までは4〜5時間程度で到着します。特に福岡や関西からはさらに短時間でアクセスできるため、週末旅行も十分可能です。

一方、日本からセブ島については、成田空港のみ直行便が出ており、そのほかの空港は乗り継ぎが基本。乗り継ぎ時間を含めると、移動時間は約8.5〜9.5時間が目安です。

ボラカイ島も直行便がないため、マニラやセブを経由する必要がありますが、成田空港からだと約8時間40分で到着できます。気軽に行ける距離感ながら、南国リゾート気分を味わえることがフィリピンの魅力です。

フライト選びのコツ


同じフィリピン行きのフライトでも、出発地や時間帯、利用する航空会社によって快適さや費用は大きく異なります。目的に合わせて最適な便を選ぶことで、旅の満足度がぐっと上がるでしょう。

ここでは、渡航前にチェックしておきたいフライト選びのポイントを紹介します。直行便・時間帯・航空会社の違いを理解して、自分に合った旅のスタイルを見つけましょう。

目的地に合わせて出発地と航空会社を選ぶ

フィリピン行きの直行便は、出発地や目的地によって運航会社が異なります。

マニラへは成田・羽田・関西・中部・福岡など主要空港から、フィリピン航空やANA、JALの直行便が利用可能です。一方、セブ島へはフィリピン航空やセブパシフィック航空、LCCのチェジュ航空、JINエアーなどがおすすめ。

ボラカイ島へ行く場合は、マニラやセブを経由してカティクラン空港に向かうルートが一般的です。出発地によって便数や運賃も変動するため、旅行日程や滞在目的に合わせて比較検討しましょう。

時間帯で選ぶ

昼便の場合、体調管理や荷物整理がしやすく、到着後の移動も安心して行えます。ただし、初日は移動のみで終わることが多いため、観光を重視したい人にはやや不向きでしょう。

一方、深夜便は機内で睡眠を取りながら移動でき、翌朝から現地で行動を開始できることが魅力です。宿泊費を1泊分節約できる点もメリットですが、到着直後に疲れを感じやすい点には注意が必要。

旅行目的が「ゆっくり観光」か「効率重視」かで、最適な時間帯を選びましょう。

FSCとLCCを比較する

航空会社を選ぶ際は、「FSC(フルサービスキャリア)」と「LCC(ローコストキャリア)」の違いを理解しておくことが大切です。

FSCはJALやANA、フィリピン航空のように、機内食・受託手荷物・エンタメサービスなどが運賃に含まれている“フルサービス型”の航空会社です。一方、LCCはセブパシフィック航空やZIPAIRなどの“低価格重視型”で、オプションを必要に応じて追加する仕組み。

以下の表で両者の特徴を整理しました。

FSC(フルサービスキャリア)LCC(ローコストキャリア)
料金高め(約7〜15万円)安め(約3〜8万円)
荷物無料受託手荷物あり(20kg前後)追加料金が必要
機内食無料で提供有料または提供なし
快適性座席が広く、サービスが充実コンパクトでシンプルな造り

FSCは、快適さやサービスを重視する人におすすめ。長時間のフライトでも機内食やエンタメが充実しており、ストレスを感じにくいことが利点です。

一方、LCCは費用を抑えたい旅行者や短期滞在者にぴったり。荷物を少なくまとめ、身軽に移動したい人に向いています。

どちらを選ぶかは、「快適さ」「コスパ」か、何を優先するかによって決めることがポイントです。

飛行時間の過ごし方


日本からフィリピンまではおよそ4〜5時間のフライト。長すぎず短すぎない絶妙な距離だからこそ、機内での過ごし方によって到着後の快適さが大きく変わります。

ここでは、快適で充実した空の旅を過ごすためのおすすめの過ごし方を紹介します。

仮眠する

フィリピン行きのフライトは比較的短いとはいえ、早朝便や深夜便の場合は疲れを感じやすいもの。現地で元気に観光を楽しむためにも、機内での仮眠は大切です。

ネックピローやアイマスク、耳栓を持参すれば、周囲の音や光を気にせず眠れます。座席を少し倒し、ブランケットを活用して体を温めるのもおすすめです。短時間でも深く眠ることで、到着後の体調が格段に違います。

旅行の計画を再確認する

離陸後の静かな時間は、旅行計画を整理するのにぴったりです。現地での移動ルートや観光スポット、レストランの営業時間などを再確認しておくと、到着後にスムーズに行動できます。

スマートフォンのメモやオフラインマップを活用して、Wi-Fiがなくても確認できる状態にしておくと安心です。また、滞在中の両替やチップの目安など、細かな情報を見直しておくのも良いでしょう。

機内で計画を整えておくことで、現地での時間を有効に使えます。

映画鑑賞をする

飛行中の定番の過ごし方といえば映画鑑賞。ほとんどの国際線では個人モニターがあり、新作映画や人気シリーズがラインナップされています。特に英語字幕付きで視聴すれば、語学学習にもなって一石二鳥です。軽食やドリンクを楽しみながら、リラックスした時間を過ごすのもおすすめ。

もしLCCを利用する場合は、機内エンタメがないこともあるため、スマートフォンやタブレットに映画やドラマを事前ダウンロードしておくと安心です。

YouTubeなどで英語の“耳慣らし”をしておく

現地での英会話に備えて、飛行中に英語を聞く“耳慣らし時間”を作ることもおすすめです。

YouTubeの英会話チャンネルやポッドキャストを利用すれば、リスニング力を自然に鍛えられます。字幕付きで見れば、発音と意味を同時に確認できることもポイントです。短時間でも英語のリズムに慣れておくと、到着後の会話がスムーズになります。

Wi-Fiが使えない機内では、あらかじめ動画をダウンロードしておくことがおすすめです。

まとめ

日本からわずか4〜5時間で南国リゾートへ行けるフィリピンは、アクセスの良さが大きな魅力です。時差もほとんどなく、到着したその日からアクティブに行動できます。

フライト中は、仮眠や映画鑑賞、旅行計画の見直しなど、自分に合った過ごし方でリラックスしまyそう。限られた時間を上手に使えば、旅の満足度もぐんと上がるはずです。

快適な空の旅を楽しみながら、フィリピンでの素敵な時間を迎えましょう。

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