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フィリピン留学の現実と成功のコツ5つ
2026.01.20記事
フィリピン留学は「安い」「マンツーマンで伸びる」といったイメージが先行しがちですが、実際は条件次第で満足度が大きく変わります。期待どおりに伸びる人もいれば、思ったほど成果が出ずモヤモヤする人もいるのが現実です。
この記事では、フィリピン留学のメリットを冷静に整理しつつ、成果につなげる考え方を解説します。フィリピン留学に行こうかどうか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
フィリピン留学の「メリット」の現実

まずは、フィリピン留学で語られやすいメリットを、注意点も含めて現実的に整理します。
「マンツーマン授業」は誰でも伸びるわけではない
「マンツーマンが多い=誰でも一気に伸びる」と思われがちですが、実際はそうとも限りません。マンツーマンは確かに発話量が増えやすく、弱点にも気づきやすい形式です。一方で、受け身のままだと授業が雑談っぽくなりやすく、毎日受けても伸びが実感しにくいことがあります。
また、ただ授業を受けるだけではなく、毎日の予習復習も成長に大きく関わります。留学中に最大限の効果を感じたいなら、毎日少しずつでも予習復習の習慣をつけましょう。
「欧米より圧倒的に安い」は条件付き
フィリピン留学は欧米留学より総額が抑えやすいと言われますが、これは条件付きで成立します。
たとえば、学費と滞在費がパッケージ化されている学校は、生活コストを見通しやすい反面、プラン次第で価格差が出やすいです。個室か相部屋か、食事込みか、洗濯や掃除はどこまで含まれるか。さらに、航空券の時期、現地での追加授業、週末の過ごし方が重なると、「思ったより高くなった」というケースもよくあります。
「短期留学でも伸びやすい」のは初級〜中級レベルの人
「短期でも伸びやすい」という話は半分本当で、半分は人を選ぶ現実があります。短期間で成果が見えやすいのは、初級〜中級の入り口あたりの人です。理由はシンプルで、学ぶべきことが整理しやすく、伸びしろが大きいから。
一方で、中上級以上の人は、短期で伸びを実感するための改善テーマが細かくなります。この層が短期で成果を出すには、最初から「何を伸ばす留学か」を絞り込む必要があるでしょう。
フィリピン留学の「学習面」の現実

フィリピン留学の学習面について、よくある期待と実際の差を整理します。
スピーキングは伸びやすいがリスニングは個人差が大きい
フィリピン留学では授業中に英語を話す量が多く、発言への心理的ハードルが下がりやすい傾向にあります。間違えてもすぐ修正してもらえるため、英語が通じる感覚を早めにつかめる人が多いでしょう。
一方で、リスニングは伸び方に個人差があります。理由のひとつは、講師の英語が比較的ゆっくりで、学習者向けに調整されていることです。そのため、授業内では聞き取れても、ネイティブ英語や早口の会話になると急に難しく感じる場合があります。
試験対策コースは“講師の経験値”で効果が変わる
フィリピンにはTOEICやIELTSなどの試験対策に力を入れている学校も多く、短期集中型のカリキュラムが用意されています。
ただし、ここで重要なのが「講師の経験値」です。経験の浅い講師の場合、文法や単語の説明はできても、点数に直結する指導が弱くなることがあります。試験対策を重視する人ほど、実績や講師のローテーション体制を事前に確認しておくと安心です。
自習しないと伸びが頭打ちになる
フィリピン留学では授業数が多く、スケジュールも詰まりがちです。そのため、「これだけ授業を受けているのだから大丈夫」と感じやすいのですが、自習をしないと成長は早い段階で頭打ちになります。
特にマンツーマン授業が多い環境では、講師がフォローしてくれる分、自分で整理する時間を取りにくくなるでしょう。毎日短い時間でも、授業で直されたポイントを見返す時間を作るだけで、伸び方は大きく変わります。
フィリピン留学の「生活面」の現実

ここでは、勉強以外の「生活面」に目を向けます。
寮生活はルール・相部屋が自分に合うかが重要
フィリピン留学では、多くの学校が学生寮を用意しています。通学時間が短く、食事付きのことも多いため、生活管理がしやすいことは大きなメリットです。
一方で、門限や外出ルール、部屋の清掃頻度など、学校ごとの規則は細かいことがほとんど。特に相部屋の場合、生活リズムや音、温度設定などが合わないと、思った以上に疲れます。自分が暮らしのなかで何を大事にしているのかを見直して、合う寮を探しましょう。
治安はエリア差が大きく安全対策は必須
フィリピンの治安については、日本よりも注意が必要であることが多いです。同じ都市でも、エリアによって雰囲気は大きく異なります。学校周辺や留学生が多いエリアは比較的落ち着いていますが、少し離れると空気が変わることもあるでしょう。夜間の一人歩き、貴重品の持ち歩き、配車アプリ利用など、基本的な対策は必須です。
食事は合う人と合わない人で差が大きい
フィリピンの食事は油を使ったものや味付けが濃いものが多く、日本食に慣れている人には重く感じる場合があります。一方で、問題なく楽しめる人もいますし、慣れてくると気にならなくなるケースもあるでしょう。学校の食事が合わない場合、外食や自炊で調整できますが、その分コストや手間は増えます。
ネット環境は日本ほど安定しない
生活面で意外とストレスになりやすいのが、インターネット環境です。多くの学校や寮にはWi-Fiがありますが、日本と同じ感覚で使えるとは限りません。時間帯によって遅くなったり、突然つながりにくくなったりすることは珍しくありません。オンライン作業や日本とのやり取りが必要な人は、特に注意が必要です。
アクティビティは豊富だが移動に時間がかかる
フィリピン留学では、週末に観光やアクティビティを楽しめる点も魅力です。特にセブ島は島巡りが有名で、留学中にリゾート気分を味わえる環境があります。その一方で、セブ島は渋滞が多く、港や集合場所までの移動に時間がかかりやすいのが現実です。近く見える場所でも、移動だけで半日ほどかかることもあります。
フィリピン留学を成功させる5つのコツ

これまでの現実を踏まえたうえで、留学を前向きな経験にするための考え方を整理します。
目的と達成基準を明確にする
まず大切なのは、フィリピン留学で叶えたい目的をしっかりと言葉にすることです。「英語力を上げたい」という理由だけだと、成果の判断が曖昧になってしまいます。
「英語で自己紹介を止まらずに言えるようになる」「会話で言い直しが減る」など、行動で確認できる基準を作ると、成長が見えやすくなるでしょう。点数やレベルだけでなく、できることを基準にすることがおすすめです。
マンツーマン授業を“受け身”にしない
講師が主導してくれるマンツーマンの環境は安心感がありますが、それだけに頼ると伸びが鈍くなりがちです。
毎回完璧な準備をする必要はありませんが、「今日は発音を直したい」「この言い方を自然にしたい」とひと言伝えるだけでも授業の質は変わります。最初は遠慮してしまう人も多いですが、講師側は要望を伝えてもらったほうが指導しやすいケースがほとんどです。
毎日の自習を習慣化する
フィリピン留学では授業数が多いため、「今日は疲れたからいいかな」と自習を後回しにしやすくなります。ただ、復習をしないと、同じ指摘を何度も受けることになりかねません。授業でメモしたポイントを見返す、言い直しを声に出すなど、短い時間でも十分意味があります。毎日少しだけ続けることが一番効率的です。
他人と比較しすぎない
フィリピン留学では、周囲の英語力が見えやすく、つい比べてしまいますよね。「同じ時期に来たのに、あの人は話せている」と感じると、焦りや不安が出やすくなります。
しかし、英語の伸び方は、これまでの経験や性格で大きく変わるものです。必要以上に自分を責めてしまうと、学習効率は下がります。昨日の自分と比べて、何かひとつできるようになったか?と、比較対象を過去の自分にすると気持ちが安定するでしょう。
小さな成長を毎日記録する
大きな変化は、意外と自分では気づきにくいもの。たとえば、「今日は言い直さずに通じた」「聞き返されなかった」など、ささいなことでもOKです。書き残しておくと、伸び悩んだときに振り返る材料になります。
現実を踏まえた都市・学校選び

これまで整理してきた「学習面」「生活面」の現実を前提に、都市と学校の選び方を考えます。
各都市の特徴
まずは、代表的な留学都市の特徴を整理します。
セブ島:バランス重視の王道エリア
セブ島は、フィリピン留学のなかでも知名度が高いエリアです。語学学校の数が多く、学校タイプやコースの選択肢が豊富であることが特徴です。
生活面では、ショッピングモールや飲食店が充実しており、初めての海外生活でも比較的なじみやすい環境です。一方で、交通渋滞や観光地特有のにぎやかさがあり、静かに勉強したい人には疲れやすい面もあります。
クラーク:静かで勉強に集中しやすい
クラークは、元米軍基地を中心に整備されたエリアで、比較的落ち着いた環境が特徴です。セブ島と比べると娯楽は少なめですが、その分、学習に集中しやすいでしょう。
治安面や街の整備状況も安定しており、派手さより安心感を重視する人には向いています。外出機会が少なくなりがちな分、学校内で完結する生活を想定しておくとギャップが少ないかもしれません。
バギオ:学習特化&涼しい環境
バギオは山岳地帯に位置し、年間を通して比較的涼しい気候が特徴です。スパルタ系の学校が多く、勉強第一の環境を求める人に選ばれています。
娯楽は少なく、生活の自由度も高くはありません。その分、英語学習に集中しやすく、生活リズムが崩れにくいというメリットがあります。一方で、ストイックな環境が合わない人にとっては、精神的にきつく感じることもあるでしょう。
学校タイプの特徴
次に、学校のタイプ別に特徴を整理します。
費用を抑えたい:地方都市の韓国系スパルタ学校
費用を重視する場合、地方都市にある韓国資本のスパルタ校が候補に上がります。学習管理が厳しく、平日の外出制限や自習時間の義務があるケースも多いです。生活の自由度は下がりますが、勉強以外の選択肢が少ないことで集中しやすくなるでしょう。
短期で英語力を伸ばしたい:マンツーマン授業が多いスパルタ学校
短期間で成果を出したい人には、マンツーマン授業数が多いスパルタ寄りの学校が向いています。授業密度が高く、英語を使う時間を強制的に確保できるでしょう。ただし、体力的・精神的な負荷は高めです。受け身の姿勢だと疲労だけが溜まりやすいため、目的意識がはっきりしている人ほど成果が出やすくなります。
ライフスタイルを大事にしたい:セブのリゾート系学校
生活の快適さや雰囲気を重視するなら、セブ島のリゾート系学校が候補になります。校内設備が整っており、ストレスを抑えながら学べる点が魅力です。一方で、学習管理は自己責任の割合が高くなります。「環境が良い=自然に伸びる」とは限らないため、自分で勉強時間を確保できるかが重要です。
まとめ:LALALAで留学を成功させよう
フィリピンは自分に合う条件をきちんと押さえれば、費用対効果の高い留学になりやすい留学先です。
大切なのは、「安いから」「マンツーマンだから」という理由だけで決めないこと。英語力の伸び方には個人差があり、生活環境との相性も成果に大きく影響します。現実を知ったうえで選べば、想定外のギャップはかなり減らせるでしょう。
LALALAでは、学校資料だけでは見えにくい現地情報や、過去の留学生の傾向を踏まえた提案を受けられます。「どこが一番良いか」ではなく、「あなたに合うかどうか」をご提案します。自分にフィリピン留学は合っているのか、客観的なアドバイスを受けたい方はぜひお問い合わせください。
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