セブ島旅行で避けるべき危険な場所を避けて楽しもう!

2025.08.27記事

南国の楽園として人気のセブ島は、美しい海や自然、温かい人々との出会いが魅力です。しかし、治安状況は日本とは異なります。今回は、セブ島の治安リスクから具体的な防犯対策、避けるべき危険なエリア、そして安全に楽しめる観光スポットまで、セブ島旅行を計画している方に役立つ情報をご紹介します。

セブ島の治安について知っておこう

セブ島治安について解説します。

セブ島の治安状況と一般的なリスク

セブ島はフィリピンの中でも比較的治安が良いとされていますが、日本と同じような感覚で過ごすのは危険です。観光客を狙った軽犯罪が日常的に発生しており、特に人混みや夜間の一人歩きには十分に注意しなくてはなりません。

 

主なリスクとしては、スリ、ひったくり、置き引き、タクシーのぼったくり、そして詐欺などが挙げられます。また、フィリピンは銃社会であることを認識し、不必要にトラブルに巻き込まれないよう行動することが重要です。

日本人が巻き込まれやすいトラブルとその予防方法

日本人がよく巻き込まれるトラブルが、スリです。人混みで財布やスマートフォンを盗られる事例が相次いでいます。貴重品をポケットに入れるのはやめ、鞄の中にいれてチャックを閉めておくようにしましょう。

 

置き引きにも要注意です。うっかりしていると、カフェや空港、ホテルなどで荷物を盗まれてしまいます。貴重品を置いたまま席を立つことは絶対にせず、常に携帯してください。

 

トランプ詐欺に遭う日本人もいます。これは、「二人で手を組みトランプ賭博しよう」と誘い、お金をだまし取るという手口です。日本では聞き慣れないかもしれませんが、むやみに賭けをしないようにしましょう。

 

他にも、様々な詐欺に遭っています。タクシーのぼったくりに遭わないよう、必ずメータータクシーに乗ってください。美人局も横行しているので、バーやクラブで女性に話しかけられてもついて行くのはやめましょう。

セブ島旅行で避けるべき危険なエリア3選

セブ島旅行の際は、以下の3つのエリアで特に気を付けましょう。

1. マクタン島の一部エリア

マクタン島について解説します。

何が危険なのか?マクタン島の治安事情

マクタン島では、外国人観光客=金持ちと思われています。そのため、歩いているだけで様々な勧誘にあうものです。アイランドホッピングやバイシクル、観光ツアーなど内容は様々ですが、不要であればはっきり断ってください。また、移動はタクシーを使うと勧誘してくる人と出会う可能性が低くなります。

安全に楽しむための注意点

リゾートホテル内は警備体制が整っているため比較的安全ですが、マクタン島は基本的に田舎です。少し外れると東南アジアの田舎らしい雰囲気が広がるので、外出する際はタクシーやホテルが提供する送迎サービスを利用しましょう。興味本位で、現地の住宅街や薄暗い路地には立ち入らないでください

2. セブ市内の危険な場所

セブ市内について解説します。

セブ市で注意すべきエリアとは?

パシル地区は、犯罪多発エリアです。観光スポットとなっているカルボンマーケットから近いため、うっかり近づいてしまいがちですが、フィリピン人でさえ避けている場所なので絶対に近づかないでください。

 

SMシティ・セブ周辺は繁華街でショッピングなどにも最適ですが、ストリートチルドレンが多いです。勝手に鞄を開けてきたり、しつこく声をかけられたりするので、子供だからと応えず毅然とした態度をとってください。

市内を安全に楽しむための心構え

なるべく単独行動を避け、複数人で行動しましょう。また、ダウンタウンでは、派手な服装や高価なアクセサリーを身につけることは避け、周囲に常に警戒心を持つことが大切です。一人で周るときは、夜間の外出を避け、昼間に行動するよう心がけてください。

3. 夜間の外出時に注意すべきエリア

夜間の注意事項を解説します。

夜間に避けるべき場所とその理由

パシル地区を夜間に訪れることは非常に危険です。ドラッグ常習者が多く、犯罪も多発しておりスリや強盗被害に遭う可能性があります。コロン地区は、スリで盗まれたiPhoneが売られているなど、治安があまり良くありません。観光スポットであるカルボンマーケットも、できるだけ明るいうちに訪れましょう。

夜間移動の際の安全対策

夜間の移動には、配車アプリのGrabを使ったり、ホテルのフロントで手配してもらったりましょう。流しのタクシーは、不当な料金を請求されるなどのトラブルが起きやすいので注意が必要です。

セブ島で安全に観光を楽しむための対策

セブ島で安全に観光を楽しむポイントを解説します。

安全な移動手段の選び方

流しのタクシーは、法外な価格を請求されることがあります。基本料金は、白タクシーが50ペソ、黒タクシーが60ペソ、黄色タクシーが70ペソです。移動の際は、Grabを利用することで、ぼったくりから身を守れます。適正料金になるだけでなく、目的地が事前に入力できるのでスムーズに移動できるでしょう。

必要な連絡先

どんなに気を付けていても、ふとした瞬間にトラブルに遭ってしまうことはあります。いざという時に慌てないよう、以下の番号をメモしておきましょう。

緊急連絡先電話番号
警察166
救急161
消防160
在セブ日本国総領事館(63-32) 231-7321、7322

旅行中に気をつけるべきこと

旅行中は、以下のポイントに気を付けてください。

観光中のバッグや貴重品の管理方法

観光中は、バッグを体の前に回すようにして持ち、リュックサックは背負ったままにしないようにしましょう。特に人混みでは、後ろから開けられる可能性があります。

 

スマートフォンやカメラを人前で頻繁に出し入れすると、ひったくりの標的になります。必要な時だけ取り出し、出しっぱなしにせず鞄にしまう習慣をつけましょう。

現金やカードの取り扱いについて

多額の現金を持ち歩くのは避け、ホテル内の金庫に保管しましょう。外出時は、その日使う分だけの現金を持つようにしてください。

 

クレジットカードと現金を分けて保管しておくことも大切です。また、クレジットカードはスキミング防止のケースに入れておくと良いでしょう。普段の生活でメインとして使っているものではなく、サブとして利用しているものにしておけば、仮に盗まれても被害を最小限に抑えられます。

観光スポットで気をつけるべき行動

服装は、おしゃれ重視ではなく、現地になじむスタイルにしましょう。明らかに観光客だとわかるファッションやハイブランドを取り入れたファッションは、かっこうの餌食です。Tシャツにサンダルなどのラフな服装にして、メイクも控えめにするとリスクを抑えられます。

セブ島の安全なエリアで過ごすために

セブ島の安全なエリアを紹介します。

セブ島でおすすめの安全な観光エリア

ビーチリゾートであれば、オスロブがおすすめです。セブ市内からバスで3時間の場所にあり、ジンベエザメとの遭遇率が99%と高く、一緒に泳いだり船からウォッチングしたりできます。シュノーケリングをしたい方は、イワシトルネードやウミガメが見られるモアルボアルもおすすめです。

 

穴場を訪れたい方は、テンプル・オブ・レイアに行ってみてください。山間部にある建物で、ヨーロッパ風の建築を楽しめます。同じく山間部には、シラオガーデンもあります。ここは、オランダ風の風車がある自然豊かなフォトスポットです。

家族連れにも安心な観光地とアクティビティ

家族でセブ島旅行をするなら、アイランドホッピングツアーがおすすめです。特にナルスアン島やパンダノン島は、治安も悪くなくビーチアクティビティやBBQなどを楽しめます。バナナボートやバギー体験も、子連れの方におすすめのアクティビティです。

 

SMシーサイドにあるセブオーシャンパークは、体験型水族館。エイの餌やりなどもでき、小さいお子さんも飽きません。動物が好きなら、セブサファリ&アドベンチャーパークもぜひ訪れてみてください。ホワイトタイガーを間近で見ることができます。

よくある質問

フィリピンのセブ島は危険レベル何ですか?

外務省の海外安全情報では、セブ州は危険レベル1「十分注意してください」に指定されています。基本的には問題ありませんが、夜間は出歩かない、高級品を持ち歩かないといった工夫は必要です。

セブでやってはいけないことは?

夜間の単独行動です。また、治安の悪いエリアへの立ち入り、多額の現金の持ち歩きも避けてください。また、フィリピン人は親しみやすいですが、見知らぬ人からの誘いに安易に乗ることはやめましょう。

セブ島で歩きスマホはしても良いですか?

やめましょう。ひったくりやスリのターゲットになります。地図などを見るときは、一度止まって周囲におかしな人がいないか確認するとよいでしょう。

セブ島でチップはいくら払うべき?

チップの習慣はあまりありません。ただし、高級レストランやホテルで特別なサービスを受けた場合は、料金の10%程度を目安に渡すと喜ばれます。

セブ島では水道水は飲めますか?

飲めません。必ずミネラルウォーターを購入して飲んでください。

まとめ|セブ島を安全に楽しむためのポイント 

セブ島を安全に楽しむためには、日本とは違うという認識を持ち、常に警戒心を持つことが何よりも大切です。夜間の単独行動や危険なエリアへの立ち入りを避け、貴重品は厳重に管理しましょう。また、移動には信頼できる交通手段を選び、安全なエリアを中心に観光を楽しむことで、トラブルを未然に防ぐことができます。

さいごに

セブ島を安全に満喫するために最も大切なのは、日本にいるときと同じ感覚で行動しないことです。常に周囲に気を配り、貴重品は肌身離さず持ち歩くようにしましょう。少し注意を払えば、セブ島での旅行はきっと素晴らしい思い出になります。美しい自然と温かい人々をぜひ楽しんでください。

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