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フィリピン留学でスマホを使うためのSIMガイド。購入方法や料金まで
2025.07.24記事
フィリピン留学が決まったら、早めに考えておきたいのがスマホの通信手段です。現地に着いてインターネットがつながらないと、学校への道順も迷ってしまうかもしれません。
フィリピンでは、現地の通信会社が販売しているSIMカードを買えば、日本よりずっと安い料金でたっぷりデータを使えます。ただし、買う場所や登録の手続き、プランの選び方にはコツがあるため、知らないまま行くと空港で戸惑ってしまうでしょう。
この記事では、現地SIMを使うメリットからeSIMとの違い、購入して通信を始めるまでのステップなどを解説していきます。
フィリピン留学で現地SIMカードを使うメリット

日本のスマホをそのまま使う方法もありますが、数週間から数ヶ月の留学なら、現地のSIMカードに入れ替える方法がもっとも快適です。現地SIMで得られるメリットを見ていきましょう。
通信料が安い
現地SIMの魅力は、とにかく通信費が安いことです。フィリピンの大手キャリアなら、30日間で合計数十ギガが使えるプランが500ペソ前後、日本円にしておよそ1,300円ほどで手に入ります。
日本の携帯会社の海外ローミングを毎日使うと1日あたり1,000円から、高いキャリアだと3,000円近くかかることもあるため、1ヶ月使えば数万円の差が生まれる計算です。
SIMカード本体も数十ペソから200ペソ程度と手頃で、初期費用はほとんどかかりません。留学は学費や滞在費だけでもまとまった出費になるため、削れるところはしっかり抑えて、その分を週末の観光やおいしい食事に回したいところですね。
通信速度が速く、安定している
以前のフィリピンは通信が遅いというイメージがあったかもしれませんが、ここ数年で状況は大きく変わりました。
マニラやセブ、ダバオといった主要都市では4Gが広く行き渡り、5Gのエリアも年々広がっています。語学学校の多くが集まる市街地であれば、動画を見たりオンライン授業を受けたりするのに困ることはほとんどありません。
学校やカフェの無料Wi-Fiは、利用者が増える時間帯に急に重くなることがありますが、自分のSIMで通信できる環境があれば快適にインターネットを利用できます。地方の島や山間部では電波が弱まる場所もあるため、週末に遠出をするときだけ事前にエリアを確認しておくとよいでしょう。
現地の電話番号が持てる
現地SIMを契約すると、フィリピンの携帯番号が使えるようになります。
語学学校の先生や事務スタッフとのやり取り、ホームステイ先への連絡、病院の予約など、現地では電話やショートメッセージで連絡を取る場面はまだまだ多いです。配車アプリで車を呼んだ際に、ドライバーから電話がかかってくることもよくあります。
また、フィリピンで広く使われている電子マネーや配達アプリは、登録時に現地の番号へ認証コードを送る仕組みになっているものが多く、番号がないとそもそもアカウントを作れないこともあります。
柔軟にプランを選べる
フィリピンのSIMはほとんどがプリペイド式で、必要な分だけ前払いして使う仕組みです。日本のように長期の契約書を交わしたり、途中でやめるときに解約金を払ったりする必要はありません。
1日だけの少量プランから、7日間、30日間などまとまった容量のプランまで幅広くそろっているので、自分の使い方に合わせて選べます。最初の1週間は様子を見ながら小さめのプランを試し、使う量がわかってきたら1ヶ月分にまとめて切り替えるといった調整も自由自在です。
留学の延長が決まったときや、逆に早めに帰国することになったときも、次のプランを買わなければそれで終わりなので、無駄が出にくい点も助かります。
現地SIMとeSIMの違い

最近は、カードを差し替えずにインターネット経由で使えるeSIMという選択肢も増えてきました。どちらもフィリピンで通信するための手段ですが、手に入れ方や費用、電話番号の有無などに違いがあります。
ここでは、現地SIMとeSIMを比べてみましょう。なお、eSIMは対応している機種が限られるため、自分のスマホが使えるかどうかを先に確認してください。
| 比較項目 | 現地SIM | eSIM |
|---|---|---|
| 費用 | 30日数十GB相当で500ペソ前後と割安 | 同じ容量で2,000〜4,000円程度とやや高め |
| 入手方法 | 現地の空港カウンターやモールの店舗で購入 | 日本にいるうちにオンラインで購入 |
| 利用開始のタイミング | 現地に到着し、登録を済ませてから | 出発前に設定でき、到着直後から使える |
| 電話番号の有無 | フィリピンの電話番号が持てる | データ専用で番号が付かないものが多い |
| 紛失・破損リスク | 小さなカードなので失くしやすい | 本体に内蔵されるため紛失の心配がない |
| 対応機種 | SIMロックが解除されていればほぼ全機種 | eSIM対応機種のみ |
どちらがおすすめ?
数ヶ月フィリピンに滞在し、通信費を抑えたい方や、現地の電話番号で学校や病院、配車アプリとやり取りしたい方には現地SIMが向いています。
一方、到着した瞬間から確実につながっていないと不安な方や、空港での手続きに時間を使いたくない方には、日本で準備を終えられるeSIMが安心です。
到着日だけeSIMを使い、落ち着いてから現地SIMに切り替える合わせ技もよいでしょう。
5ステップで解説!現地SIMの購入〜利用の流れ

実際に現地SIMを使い始めるまでの流れは、大きく5つのステップに分かれます。ひとつずつ確認していきましょう。
ステップ1. 渡航前にSIMロックを解除しておく
SIMロックとは、購入したキャリア以外のSIMカードを使えなくする仕組みのことです。ロックがかかったままだとフィリピンのSIMを挿しても通信できないため、日本を出る前に解除しておく必要があります。
ただし、日本では2021年10月以降に発売された端末へのSIMロックが原則として禁止されたため、近年購入したスマホであればもともとロックがかかっていないことがほとんどです。
気になる場合は、iPhoneなら設定の情報画面で状態を確認でき、Androidも同じように設定から確認できます。古い端末を使っている方は、契約中のキャリアのマイページから無料で解除の手続きができます。
ステップ2. 到着後、SIMカードを購入する
フィリピンに着いたあと、空港の到着ロビーにあるGlobeやSmartのカウンターでSIMカードを購入する方法が手軽です。スタッフが購入から登録まで手伝ってくれるので、英語に自信がなくても身振りを交えれば問題なく購入できます。
ただし、空港は少し割高な観光客向けのセットになっていることが多いため、費用を抑えたい方は市内のモールにある公式ショップまで待つこともひとつの方法です。
学校によっては入学初日にまとめて購入をサポートしてくれるところもあるので、事前に確認しておくとよいでしょう。購入時にはパスポートが必要になります。すぐ取り出せるようにしておきましょう。
ステップ3. SIMカードを挿入する
SIMカードを手に入れたら、いよいよスマホに挿し込みます。
付属のピンやクリップの先で本体側面の小さな穴を押すとトレイが出てくるので、そこに新しいSIMを載せて戻します。このとき、日本で使っていたSIMは失くさないよう、パスポートケースなど決まった場所に保管しておきましょう。電源を入れ直すと、画面上部の表示がGlobeやSmartに変わるはずです。
電波は立っているのにインターネットにつながらない場合は、APN設定という接続先の情報を手動で入力する必要があります。設定画面のモバイルネットワークからアクセスポイント名を開き、店頭でもらった紙や公式サイトに書かれている内容を入力すれば通信できます。
ステップ4. 個人情報の登録(SIM登録)を行う
フィリピンでは法律により、SIMカードを使う前に利用者情報を登録することが義務づけられています。登録しないとカードが有効にならないので、必ず済ませてください。
手続きは各キャリアの登録サイトやアプリから行い、氏名や生年月日、フィリピンでの滞在先住所を入力し、パスポートの写真と自分の顔写真をアップロードします。滞在先は、学校の寮やホテルの住所で問題ありません。
なお、観光ビザで入国した場合、登録から30日が過ぎると自動的に使えなくなる決まりがあるため、長く滞在する方は30日ごとに新しいSIMを買い直すことを覚えておきましょう。ただし、SIMを買い直すたびに電話番号が変わる点には注意が必要です。
ステップ5. データ通信プラン(プロモ)に申し込む
登録が終わっても、そのままではデータ通信は使えません。フィリピンではロードと呼ばれるチャージ残高を入れ、そこからプロモという通信プランを買う仕組みです。
ロードはコンビニやモールのカウンター、街のロードショップで現金を渡せば入れてもらえ、キャリアの公式アプリや電子マネーからも購入できます。残高が入ったら対象キャリアの公式アプリを開き、希望するプランを選んで申し込むだけです。
アプリを使わずに、専用の番号へ短いコードを送って申し込む方法もあります。手続きが完了すると数分で通信が始まり、ようやくスマホが自由に使えるようになります。
フィリピンの現地SIMの料金

フィリピンの通信費は、日本と比べてかなり安く設定されています。目安として、1ヶ月しっかり使うタイプのプランでも500〜1,000ペソほど、日本円にすると1,300〜2,000円程度です。数日だけ使いたい方向けに、200ペソ前後で1週間もつ手軽なプランもあります。
なお、SIMカード本体の代金はこれとは別にかかります。代表的なプランの目安を表にまとめましたので、自分の留学期間に合わせて選ぶ参考にしてください。
| プランの種類 | 料金の目安 | データ容量 | 有効期限 |
|---|---|---|---|
| 短期滞在向け | 約70〜200ペソ | 1〜20GB前後 | 7日間 |
| 2週間程度の滞在向け | 約300〜500ペソ | 10〜30GB前後 | 15日間 |
| 1ヶ月程度の滞在向け | 約500〜1,000ペソ | 20〜40GB以上 | 30日間 |
| 通話やSMSも使いたい | 約700〜1,000ペソ | 25〜50GB程度+通話SMS無制限 | 30日間 |
料金や内容はキャリアの都合で入れ替わることが多いため、最終的には現地で公式アプリを開いて確認すると確実です。
フィリピン留学におすすめのSIMキャリア

フィリピンにはいくつかの通信会社がありますが、留学生が選ぶなら大手二社のどちらかにしておけばまず間違いありません。それぞれの特徴を見ていきましょう。
Globe(グローブ)
Globeはフィリピンを代表する通信会社のひとつで、マニラやセブといった都市部に強いことが特徴です。語学学校が集まるエリアはほぼカバーされていて、5Gの整備にも積極的に取り組んでいます。
公式アプリが使いやすく、残高の確認もプランの申し込みも、日本語表示ではないものの直感的に操作できるので、はじめての方でも迷いにくいでしょう。同じ学校の留学生にGlobeを使っている人が多ければ、通話やメッセージのやり取りがしやすいという利点もあります。
セブ島やマニラ市内を中心に過ごす予定で、アプリで手軽に管理したい方に向いています。
Smart(スマート)
SmartはGlobeと並ぶ大手で、全国的な電波の届きやすさに定評があります。都市部はもちろん、地方の島や少し郊外に出たときでもつながりやすいため、週末にボホール島やバギオなど遠方へ出かける予定がある方には心強い選択肢です。
公式アプリからプランを申し込むことができ、有効期限のない大容量プランなど、ほかにはないユニークな商品もそろっています。
学校の場所によってはSmartのほうが電波が安定しているケースもあるので、迷ったときは留学先の学校や先輩に、どちらが使いやすいか聞いてみることがおすすめです。
フィリピン留学で現地SIMを使い際の注意点

便利な現地SIMですが、使い方を誤ると思わぬ出費やトラブルにつながることもあります。安心して留学生活を送るために、次の点を押さえておきましょう。
渡航前に国際ローミングをオフにしておく
気をつけたいのが、日本のSIMを入れたまま海外で通信してしまう国際ローミングです。
設定をオフにしていないと、飛行機を降りた瞬間に自動で現地の回線につながり、知らないうちに高額な通信料が発生してしまうことがあります。帰国してから請求書を見て青ざめたという話は、留学生の間でもよく聞かれます。
出発前、できれば飛行機に乗り込む前に、設定画面からデータローミングをオフにしておきましょう。機内モードにしてWi-Fiだけを使う方法も確実です。現地SIMに入れ替えたあとも、帰国時に日本のSIMを戻した際にうっかり通信しないよう、設定はオフのままにしておきましょう。
プロモ(データ通信プラン)の有効期限を把握しておく
フィリピンのプロモには必ず有効期限があり、7日間や30日間といった期間が過ぎると、データ容量が残っていても使えなくなります。日本のように翌月へ繰り越す仕組みはないので、期限が近づいたら使い切るつもりで考えておきましょう。
また、期限が切れたあとに自動で更新されるわけでもありません。気づかないうちに通信が止まって、学校や家族への連絡ができなくなるということもあり得ます。
公式アプリを開けば残りのデータ量と期限がいつでも確認できるので、週に一度は目を通す習慣をつけておくと安心です。スマホのカレンダーに次の更新日を書き込んでおくのもよいでしょう。
SIMカードの紛失・盗難に注意する
SIMカードはとても小さいので、入れ替えのときに落としたり、どこに置いたか忘れてしまったりしがちです。日本で使っていたSIMは、帰国後に必要になります。パスポートケースなど、絶対に失くさない場所を決めて保管してください。
また、フィリピンでは人混みでのスリや置き引きに注意が必要です。スマホごと盗まれてしまえばSIMも一緒になくなります。万が一に備えて、SIMカードの台紙に書かれた番号は写真に撮って残しておきましょう。
外ではスマホを不用意に取り出さない、カバンは体の前で持つといった基本的な心がけも大切です。
留学期間全体で見た通信費を意識する
1回あたりの料金が安いと、つい気軽に買い足してしまいますが、短いプランを何度も購入すると、結果的に長期プランより高くついてしまうことがあります。
たとえば7日間100ペソのプランを1ヶ月続ければ400〜500ペソほどになりますが、同じ期間をまとめた30日プランなら容量も多いうえに費用はあまり変わりません。滞在が3ヶ月なら3ヶ月分という視点で、ざっくりと総額を出してみることがおすすめです。
学校のWi-Fiを使える時間が長いなら容量を抑えたプランで十分ですし、外出が多いなら大容量が向いています。自分の生活パターンを1週間ほど観察してから決めると、最適な選び方ができるでしょう。
まとめ:LALALAで留学を成功させよう
フィリピンの現地SIMは、安い料金でたっぷり通信でき、現地の電話番号まで持てる心強い味方です。
渡航前にSIMロックを確認し、到着後は購入、挿入、登録、プランの申し込みという流れを踏めば、その日のうちにスマホが使えるようになります。有効期限と国際ローミングにさえ気をつけておけば、大きな失敗はまず起こりません。
LALALAフィリピンでは、学校選びから出発前の準備まで留学のあらゆる場面をサポートしていますので、どうぞお気軽にご相談ください。
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