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フィリピン留学の大学事情|費用から進学方法まで
2026.02.16記事
フィリピン留学といえば語学学校での英語学習が有名ですが、近年は現地大学への正規進学も注目を集めています。フィリピンの大学は、欧米圏に比べて安い費用で、英語を使って専門分野を学べることが大きな魅力です。しかし、「実際のレベルは?」「卒業後の進路は?」と疑問を持つ方も多いでしょう。
この記事では、フィリピンの大学事情やメリット、費用、具体的な進学方法までを解説します。将来の選択肢を世界へ広げたい方は、ぜひ参考にしてください。
フィリピン留学で大学に通うことはできる?

結論から言えば、フィリピンの大学への正規留学は可能です。語学学校での留学とは異なり、現地の学生と共に学部課程を履修し、学位の取得を目指せます。
フィリピンは過去にアメリカの植民地であった歴史的背景から、米国式の教育システムを基盤としており、授業のほとんどが英語で行われることが特徴です。そのため、英語力を高めつつ専門知識を習得したい学生にとって、魅力的な環境といえるでしょう。
入学には高校の成績や英語力が問われますが、欧米の大学に比べてハードルは低く設定されていることが多く、新たな進学の選択肢として人気が高まっています。
フィリピンの大学に留学するメリット

欧米への大学留学と比較して、フィリピンの大学ならではのメリットとはなんでしょうか。ここでは、特に注目すべき「費用」と「入学のしやすさ」という2つの大きな利点について解説します。
学費と生活費を抑えられる
最大のメリットは、留学費用を抑えられる点です。フィリピンの物価は日本の3分の1程度と言われており、学費も欧米の大学と比較すると安く抑えられます。例えば、国立大学であれば年間20〜30万円、私立のトップ校でも年間40〜80万円程度が目安です。
生活費を含めたトータルコストでも、年間150万〜200万円程度に収まるケースが多く、欧米留学の3分の1以下の費用で済むことも珍しくありません。経済的な負担を減らしながら英語環境で学位取得を目指せることは、フィリピン留学ならではの魅力です。
入学のハードルが比較的低い
もうひとつのメリットは、入学に必要な英語力の基準が比較的緩やかであることです。欧米の大学へ直接進学する場合、IELTS 6.5以上の高いスコアを求められることが一般的ですが、フィリピンの大学ではIELTS 5.5〜6.0程度から出願可能な学校が多く存在します。
もちろん、授業についていくための努力は必要ですが、入学時点でのハードルが低いため、英語力に自信がない学生でも挑戦しやすいです。まずはフィリピンで基礎を固め、将来的には欧米の大学院へ進むといったキャリアパスも描けるでしょう。
おすすめのフィリピン大学3選

フィリピンには数多くの大学が存在しますが、教育水準や設備、知名度において特に評価の高い「トップ校」があります。ここでは、進学先として検討したい代表的な3つの名門大学を見ていきましょう。
① フィリピン大学
「フィリピンの東大」と称される国内最高峰の国立大学で、世界大学ランキングでも上位に名を連ねています。特にケソン市にあるディリマン校は広大な敷地を誇り、キャンパス内にはショッピングセンターや病院まで備わっているなど、まるでひとつの街のような充実した環境です。
最大の魅力は、学費の安さにあります。国立のため年間の学費は20〜30万円程度とリーズナブルで、経済的な負担を抑えつつ質の高い教育を受けられるでしょう。これまで、歴代大統領をはじめとする多くの著名人を輩出しています。
入学には「UPCAT」と呼ばれる筆記試験を突破する必要があり、競争率は激しいものの、国内トップクラスの優秀な学生と共に切磋琢磨できる環境は、将来のキャリア形成において大きな財産となるでしょう。
② アテネオ・デ・マニラ大学
「フィリピンの慶應」とも呼ばれるカトリック系の私立名門大学です。1859年に設立された長い歴史を持ち、特に人文学や社会科学、経営学の分野で国際的に高い評価を得ています。
歴代大統領など、国のリーダーとなる人材を数多く輩出してきたことでも有名です。キャンパスはマニラのケソン市に位置し、セキュリティが厳重で治安が良いため、留学生でも安心して生活できることが特徴と言えるでしょう。
富裕層の子息が多く通うエリート校であり、卒業後に強力な人脈を築ける点も魅力のひとつです。学費は年間30〜40万円程度とフィリピン国内では高額ですが、充実した施設と質の高い教育カリキュラムは、それに見合う価値を十分に提供してくれます。
③ デ・ラサール大学
「フィリピンの早稲田」と称される私立のトップ校で、特にビジネスや経済学、工学分野において強みを誇ります。マニラ市内に位置するキャンパスは、近代的な設備が整っており、学習環境は快適です。実業界で活躍する卒業生が多く、特にビジネス界との繋がりが強いため、卒業後の就職活動においても有利に働くでしょう。
日本の早稲田大学や大阪大学とも協定を結ぶなど、グローバルな展開にも積極的です。学費は年間40万円前後と国内では高額な部類に入りますが、実践的な教育カリキュラムとブランド力は留学生にとって大きな魅力となるでしょう。
富裕層や華僑系の学生が多く在籍しており、将来起業を目指す方や、国際的なビジネスネットワークを構築したい方には最適な進学先です。
フィリピン留学で大学進学する際の注意点

魅力の多いフィリピンの大学留学ですが、日本とは異なる環境やシステムのため、事前に知っておくべきリスクや注意点も存在します。後悔のない選択をするために、以下のポイントを必ず押さえておきましょう。
大学の「認可」「実績」を必ず確認する
フィリピンには数多くの大学が存在しますが、教育の質にはばらつきがあります。進学先を選ぶ際は、フィリピン高等教育委員会(CHED)の認可を受けているか、また「センター・オブ・エクセレンス(Center of Excellence)」などの認定を受けている学部かを確認することが重要です。
認可外の大学や質の低いプログラムを選ぶと、卒業後の学位が国際的に認められない可能性もあるため、大学の実績や評価は入念にリサーチしましょう。
授業についていける英語力が必要
入学基準が低いとはいえ、授業はすべて英語で行われます。日常会話レベルの英語力では、専門的な講義や膨大なリーディング課題、レポート作成についていくことは困難でしょう。
特にアカデミックなライティング能力や読解力は必須です。入学前に語学学校で「EAP(進学準備コース)」を受講するなどして、大学の授業に耐えうる英語力の基礎をしっかりと固めておくことが、留年中退を防ぐカギとなります。
卒業までの年数をしっかり確認する
フィリピンでは、2016年に本格導入された教育制度改革(K-12)により、大学の修学年数が変更されている学部があります。一般的には4年制ですが、一部の専門学部では5年制の場合もあるため注意しましょう。
また、フィリピンの大学は「入学はやさしいが卒業は難しい」とされており、単位取得が厳しく、留年なしでストレートに卒業することが困難だと言われています。卒業までの期間と費用には、余裕を持った計画を立てることが大切です。
フィリピンの大学にかかる費用の目安

フィリピンの大学進学にかかる費用は、国立か私立かによって大きく異なりますが、総じて欧米より安価です。以下に、学費と生活費を合わせた年間の概算費用をまとめました。
| 項目 | 国立大学(フィリピン大学など) | 私立大学(アテネオ・デ・ラサールなど) |
|---|---|---|
| 年間学費 | 約20〜40万円 | 約40〜80万円 |
| 年間生活費 | 約70〜120万円 | |
| 年間総額目安 | 約90〜160万円 | 約110〜200万円 |
生活費は、居住形態(寮・アパート)や生活スタイルにより変動します。これに加え、渡航費やビザ取得費用などの初期費用が別途20〜30万円程度かかるでしょう。それでも日本の私立大学に通うのと同等か、それ以下の費用で海外留学が実現できます。
フィリピン留学で大学進学する主な方法

フィリピンの大学に入学するためには、いくつかのルートが存在します。現在の英語力や学歴に合わせて、適切な方法を選ぶことが成功への近道です。ここでは、代表的な3つの進学方法を紹介します。
フィリピンの大学に直接進学する
高校卒業後、直接フィリピンの大学へ出願する方法です。各大学が実施する入学試験(UPCATなど)や書類審査を経て合否が決まります。
出願には、高校の成績証明書や英語スコア(TOEFL/IELTS)が必要となることが一般的です。ただし、トップ校の入学試験は難易度が高く、現地学生と同じ条件で競うことになり、高い学力と英語力が求められます。日本からの出願手続きは複雑になることもあるため、早めの準備が不可欠です。
語学学校に通ってから大学に進学する
英語力に不安がある場合、まずはフィリピンの語学学校に通い、英語力を高めてから大学へ進学するルートがもっとも一般的です。
語学学校にはIELTS対策コースや、大学進学準備(EAP)コースを持つ学校があり、そこで必要な英語スコアを取得してから出願します。現地の生活に慣れながら大学の情報を収集したり、オープンキャンパスに参加したりできるため、ミスマッチを防げる点がメリットです。
日本の大学から編入・単位移行する
現在日本の大学に在籍している場合、取得した単位をフィリピンの大学へ移行し、編入する方法もあります。
認められる単位数は大学や学部ごとの判断になりますが、重複する科目の履修を免除されれば、卒業までの期間を短縮することが可能です。逆に、フィリピンの大学で取得した単位を持って欧米の大学へ編入する「ステップアップ留学」という選択肢もあり、費用を抑えて海外学位を取得する賢い方法として注目されています。
大学進学に有利なフィリピンの語学学校3選
大学進学を目指すなら、単なる日常英会話ではなく、アカデミックな英語力や試験対策に強い語学学校を選ぶことが重要です。ここでは、大学進学に向けた準備に定評のある語学学校を厳選してご紹介します。
① PINES International Academy

教育都市・バギオに位置するPINES International Academyは、徹底したスパルタ式カリキュラムで知られる名門校です。特に大学進学を目指す学生にとって魅力的なのが、実績豊富な「試験対策コース」で、IELTSやTOEFLなどの試験傾向を熟知した講師陣が、スコアアップに直結する指導を行います。
また、校内では母国語の使用を禁止する「EOP(English Only Policy)」が厳格に運用されており、生活の隅々まで英語漬けの環境に身を置けるでしょう。マンツーマン授業の比率が高く設定されているため、個々の弱点を集中的に克服できることも大きなメリットです。
涼しく静かな学習環境で、大学入学に必要なアカデミックな英語力を本気で身につけたい方に適しています。
② BECI

バギオの緑豊かな環境にキャンパスを構えるBECIは、特にスピーキング力の強化に定評があります。最大の特徴は、独自の「SP(Speaking Prescription)プログラム」と呼ばれるスピーキング処方箋システムです。
学生のスピーキングテストを録画し、文法や発音、表現のミスを専門の講師が徹底的に分析・可視化してフィードバック。これにより、大学の授業で不可欠なプレゼンテーション能力や、論理的に意見を伝えるディスカッション能力を飛躍的に高められます。
キャンパスは目的に応じて「スパルタ校」「EOPキャンパス」などから選択可能で、自分に合った環境で学習できることも魅力です。特にEOPキャンパスでは、美しい眺望を持つカフェのようなラウンジでリラックスしながらも、英語のみの環境で実践力を磨けます。
③ CPILS

セブ島でも長い歴史を持つ老舗語学学校のひとつであるCPILSは、長年の実績に基づいた質の高い教育カリキュラムが強みです。
大学進学を目指す学生には、TOEFLやIELTSなどの「試験対策コース」に加え、特に「PMC(Power Speaking&Modern Communication)コース」が推奨されます。プレゼンテーションやディベート、パブリックスピーキングのスキルを重点的に鍛えることができ、大学でのアカデミックな授業に対応できる高度な発信力を養えます。
また、校内には本格的なフィットネスジムやプールが完備されており、勉強の合間にリフレッシュしながら健康的に留学生活を送れる環境が整っていることも特徴です。厳格なスパルタ規定のもと、多国籍な学生と共に生活することで、異文化理解力も自然と身につくでしょう。
伝統校ならではの豊富なノウハウと充実したサポート体制で、基礎から応用まで確実に英語力を底上げし、万全の状態で大学進学に臨めます。
まとめ:LALALAで留学を成功させよう
フィリピンの大学進学は、費用を抑えながらグローバルな環境で学べる魅力的な選択肢です。しかし、大学選びや複雑な出願手続き、事前の英語学習など、ひとりで準備するにはハードルが高い内容も多いでしょう。
留学エージェントのLALALAでは、一人ひとりの目標や予算に合わせた大学選びから、進学準備のための語学学校の紹介までトータルでサポートしています。フィリピン大学進学を成功させるために、まずはプロに相談して、最適な留学プランを見つけることから始めてみてください。
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