格安のフィリピン留学先まとめ!おすすめ学校と費用相場をチェック

2025.07.14記事

英語力アップや異文化理解、海外生活の経験など、様々な目的でたくさんの方がフィリピン留学をしています。その中で、ネックになるのが「留学にいくらかかるか」でしょう。

今回は、フィリピン留学におすすめの格安学校をご紹介します。いずれもリーズナブルな値段でしっかり勉強ができるので、ぜひチェックしてみてください。

フィリピン留学にかかる費用の目安

フィリピン留学にかかる3ヶ月の費用相場は、以下の通りです。

 

往復航空券10万円
学費・生活費90万円
海外旅行保険6万円
娯楽費6万円
通信費1万円
SSP(Special Study Permit)2万円
合計115万円

 

フィリピン留学では、学費の中に寮費や食費が含まれていることが多いです。SSPとは、フィリピンで就学する方は全員が発行しなくてはならない許可証のことを指します。

フィリピン留学の費用が安い地域は?

フィリピンと言えばマニラやセブが有名ですが、穴場としておすすめなのがバギオです。マニラから6時間ほど離れた場所にありますが、最近では道路が整備されて生活がしやすくなりました。都市部に比べると多少不便な面はありますが、治安は悪くなく、「フィリピンの避暑地」と言われる比較的涼しい気候です。

 

バコロドは微笑みの街という二つ名があるほど、人々がフレンドリーな地域。さとうきび畑が広がるのんびりした土地で、マニラから1時間強で到着します。日本からの直行便はありませんが、フェリーが出ているためアクセスは悪くありません。

 

パナイ島にあるイロイロは、スペイン統治時代の旧市街が残る美しい町です。世界的にも有名なボラカイ島からも近く、のんびり過ごすことができます。

 

日本人に馴染みのあるセブ島は、留学環境を考えるとコストパフォーマンスが高い町です。マニラに比べると家賃や食費などを抑えやすく、豊かな生活が送れます。

 

語学学校の数や生活の便利さなどを鑑みると、バギオとセブ島が留学に向いている費用が安い地域だと言えるでしょう。

【セブ島】フィリピン留学におすすめの格安学校

セブ島にある、留学におすすめの格安学校をご紹介します。いずれも、留学期間やコマ数を増減することで金額が変わるため、あくまで目安として参考にしてください。なお、掲載料金のコース期間は1ヶ月です。

3D Academy(スリーディーアカデミー)

3D Academyは、スピーキングに力を入れている学校です。厳しい採用基準をクリアした講師による、実践的な英会話を学べます。マンツーマンで毎日4時間以上の授業を受講でき、グループクラスとして討論やメディア読解などの授業を受けられます。

 

また、学校はセブ島の中でも繁華街であるLahugエリアのモールにあります。このエリアは最近開発が進んでおり、生活に便利です。モール内にはスーパーやレストラン、ショップなどがあり、タクシーやバスにすぐ乗れます。

 

価格は、寮の6人部屋に宿泊するプランで、42万1,100円です。この価格で掃除や洗濯の料金が入っており、部屋にシャワーとトイレもついています。卓上ライトやドライヤーなどの無料貸し出しもあり、ジムや24時間利用できる自習室も完備です。

 

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QQ English (QQ イングリッシュ)

QQ Englishは、1日単位で留学日数を指定できるフレキシブルな語学学校です。ロンドンのカランメソッドという教育方法を取り入れており、徹底的な反復で通常の4倍で英語を習得できると言われています。講師ごとに授業品質が変わることがなく、いつ誰から授業を受けても一定レベルのレッスンが保証されています。

 

日本人スタッフが25人も常駐しており、サポート体制が万全な点も特徴です。外国人講師の質も高く、国際資格であるTESOLを保有している方が1,800人もいます。また、留学後は同社が運営しているオンライン英会話で、同じ教材を使って勉強を続けられます。

 

QQ Englishは校舎が2つあり、ITパーク校では1ヶ月の学費が約24万円〜です。ITパークはセブ島の中でも外資企業やIT企業が集まる場所にあり、24時間警備員が巡回していて安心できるでしょう。ピーチフロント校だと、約31万円〜です。ビーチフロント校は2024年にオープンした新しい校舎で、巨大なカフェテリアやジム、ビリヤードなどがあるレクリエーションスペースなども併設されています。

 

いずれも、学生寮・食事がついていないプランの価格です。

 

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SMEAG(エスエムイーエージー)

SMEAGは、6時30分から20時40分まで授業を行っているスパルタ式の学校です。1日12時間も英語漬けになることにより、英語に苦手意識がある方も短期間で話せるようになります。楽天やLINE、エイベックスといった企業の利用もあり、IELTSやTOEFLの公式試験会場に認定されるなど、信頼性も高いです。

 

他の語学学校では日本人だけや日本人と韓国人だけをターゲットにしたところも多いですが、SMEAGは留学生の3割が日本人で、残りは韓国、台湾、中国、モンゴル、サウジアラビア、イタリアなどのアジア諸国とそれ以外の地域からの留学生のため、国際交流が盛ん。

 

キャピタルキャンパスでの授業料は、ESL一般英会話コースは、4人部屋寮の場合約60万円です。マンツーマンが4コマ、1対4のクラスが2コマ、グループが4コマ、夜間授業が90分ついてきます。他にも、TOEICコースやTOEFLコース、IELTSコースなどがあります。

 

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【バギオ】フィリピン留学におすすめの格安学校

バギオにある留学におすすめの格安学校をご紹介します。いずれも、留学期間やコマ数を増減することで金額が変わるため、あくまで目安として参考にしてください。なお、掲載料金のコース期間は3ヶ月です。

BECI(ベシ)

BECIはバギオの老舗語学学校の一つです。スパルタ式の厳しい教育環境で、本気で英語力を高めたい方にぴったり。キャンパス内では母国語で話すことが許されず、月曜から木曜は外出もできません。また、夜間に学習時間が設定されており、この時間は英語を学ぶことが義務づけられています。

 

寮は4人部屋ですが、生徒3人と講師1人で構成されています。同じ母国語を使う生徒は1部屋に2人までで、授業以外も徹底して英語を話さざるをえない環境です。ズンバ教室やムービーナイトなど、アクティビティが用意されており、2週間に1回はBBQパーティーが開かれます。

 

4人部屋のコースで、料金は約70万円です。食堂や自習室、ジムが併設されており、食事は3食ビュッフェ式。冷蔵庫やドライヤーなどの生活必需品も整っています。

 

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Baguio JIC(バギオ ジェイアイシー)

Baguio JICは、ワーホリや移住、海外就職などを見据えた学生が多く集まる学校です。独自のカリキュラムを持ち、生徒のレベルや目標、留学期間、予算にあわせてオリジナルのコースを組んでもらえます。また、ワーホリ志望の方が多いため、ワーキングホリデー対策コースなどがあり、ワーホリ先で仕事が得やすいようバリスタプログラムなどがある点も魅力です。

 

IELTS対策も充実しており、スコア7.5以上の講師からレッスンを受けられます。模擬試験が毎週行われるため、本番当日も落ち着いて試験を受けられるでしょう。チャレンジャー校舎は「脱・初心者」と「IELTS」のコースを提供しており、カフェやバー、ジムなどがあります。プレミアム校舎はビジネス英語やワーホリなどを目標にしている方にぴったりでしょう。

 

4人部屋のスタンダードコースは、費用が約76万円です。

 

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【その他】フィリピン留学におすすめの格安学校

セブ島とバギオ以外のおすすめ格安学校をご紹介します。なお、掲載料金のコース期間は3ヶ月です。

CIP(シーアイピー)

CIPは、ルソン島のアンヘレスという街にある学校です。英語初心者向けのStart Learnerというコースではマンツーマンの授業を重視し、徹底的にスピーキング・リスニング能力を向上できます。もちろん、リーディングやライティング、発音や単語などもカバーしており、生徒はテストを受けて英語力を上げられます。

 

試験対策コースもあり、IELTS、TOEFL、TOEICなどの専門知識を持つ講師からテクニックを教えてもらえます。スタッフのサポートも手厚く、日本人スタッフや学生スタッフに、日常の困りごとを相談可能です。海外生活が初めての方も、安心して過ごせるでしょう。

 

スピーキングに重点を置いたRegular ESLコースでは、3人部屋で約63万円です。マンツーマンレッスンが5コマ、スモールグループのクラスが3コマ、ビックグループのクラスが2コマ受講できます。

 

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学校を選ぶ基準

いくつかある候補の中から、どのように選べばよいでしょうか。3つのポイントを解説します。

部屋の人数

フィリピンの語学学校は寮生活が基本です。もちろん、自分でホテルやエアビーなどを借りることもできますが、英会話の機械を増やしたり節約をしたりといった目的のためにも、寮生活がおすすめ。

 

そこで、部屋の人数に注目しましょう。基本的に、部屋の人数が増えるほど料金が抑えられます。また、友達もできやすく人脈が広げやすいことがメリットです。一方で人数が少ないと、プライベートを確保しやすくなります。特に1人部屋の場合、学校では交流をして帰ったら自分の時間を楽しむといったメリハリがつけられるでしょう。

立地

語学学校の立地も重要なポイントです。繁華街から離れすぎていると、治安が悪かったり毎日の生活が不便だったりします。特に海外生活に慣れていない方は、近くにモールなどがあった方が安心でしょう。

 

学校のHPに場所が乗っているので、その町の名前で検索をするとどんな雰囲気かを調べられます。学校によっては校舎がわかれていることも。検討している学校の校舎についてリサーチしてみてください。

授業のコマ数

授業のコマ数は、学校によってバラバラです。たいていはコース詳細のページにコマ数と授業時間が書いてあるので、事前に調べましょう。

 

一見すると安く見える学校でも、コマ数が少なく1コマあたりで料金を割ると割高になることもあります。また、グループクラスばかりでマンツーマンのコマが少ないといったケースもあるので、授業形態もあわせてチェックしてください。

フィリピン留学の費用を抑える方法

フィリピン留学をより格安で実現するため、節約術を解説します。

目的に沿った授業のみを選ぶ

授業のコマ数が増えると料金も高くなるため、自分に必要なものを選ぶようにしましょう。例えばIELTS対策が目的の方は、TOEICや英会話に特化した授業は不要です。また、ボランティア活動などの課外活動も別途料金がかかるケースがあるため、それらを控えることで留学費用を抑えられます。

安い時期を選ぶ

フィリピン留学は4~6月と10~12月が閑散期で、この時期は他の時期に比べると料金が安くなる傾向にあります。この時期限定のキャンペーンも多いので、HPやSNSをしっかりチェックしましょう。なお、この時期は年末年始以外は長期休暇とかぶっておらず、航空券を安く購入しやすいです。

食事付きの学校を選ぶ

フィリピンの語学学校は寮併設がほとんどですが、寮には食事がついていることもあります。特に3食付きのところを選ぶと、場合によっては留学中の食費を0円にすることも可能です。もちろん、休日は観光をして外食を楽しむことも大切ですが、徹底的に節約したい方は寮の食事をフル活用することも検討してみてください。

滞在先の部屋は複数人数にする

「部屋の人数」で解説した通り、寮の部屋の人数が多ければ多いほど、費用が安くなります。友達ができやすいというメリットもあるので、ぜひ複数人数の部屋を選んでみてください。

日用品は現地調達する

フィリピンは日本より物価が安いので、日用品はあえて日本で買いそろえず、現地で調達しましょう。また、寮によっては何が備え付けかわからない部分もあります。例えば「3ヶ月分のシャンプーを買っていったら、シャワー室に共用のものがあった」といったことを避けられるでしょう。こだわりのあるものや常備薬などは日本で準備し、他のものはフィリピンで買うことがおすすめです。

今回は、フィリピンの格安留学について解説しました。留学は大金がかかるイメージもありますが、学校選びに時間をかければリーズナブルに済ませることも可能です。授業の内容や立地などを見ながら、自分が納得できて料金が高すぎない学校を選びましょう。

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