1年間のセブ島留学にかかる費用を解説。200万円で足りる?

2025.07.14記事

フィリピンでの長期留学を検討する際、もっとも気になるのが1年間にかかる費用ではないでしょうか。欧米に比べて安いと言われますが、具体的な内訳を知っておくことは大切です。

本記事では、1年間のフィリピン留学にかかる総費用や、学費、生活費、その他費用の詳細を解説します。また、都市ごとの物価の違いや費用を抑える節約ポイントも紹介するので、予算計画の参考にしてください。

1年間のフィリピン留学にかかる費用

1年間のフィリピン留学にかかる総費用の目安は、約195〜303万円です。以下に費用の詳細な目安をまとめました。

項目詳細12ヶ月の費用目安
学費授業料110〜180万円
教材費約2.4万円
入学金約1.5万円
生活費食費約18万円
光熱費・水道代約3〜7万円
日用品代約3.6万円
通信費約1.5〜3万円
交通費約4.8万円
交際費・娯楽費約24万円
その他渡航費約3〜15万円
保険・医療費約15〜30万円
ビザ費用約9〜13万円
合計約195〜303万円

この金額には、寮での滞在費や食費を含む授業料はもちろん、現地での生活費や航空券代、保険料などがすべて含まれています。

欧米圏への1年間の留学が400〜500万円ほどかかることを考えると、費用はリーズナブルです。ただし、選ぶ学校の設備や部屋のタイプ、休日の過ごし方によって費用は変動するため、あらかじめ詳細な内訳を把握しておきましょう。

フィリピン留学中の「学費」の内訳

フィリピン留学における学費には、授業料のほかに現地で支払う教材費や、入学前の登録に必要な入学金などが含まれます。特に授業料には、学生寮の滞在費や毎日の食費がセットになっているケースが多く、他国と比べて生活費の自己負担が少なく済むことが特徴です。それぞれの項目の詳細を見ていきましょう。

授業料

フィリピンの語学留学は、基本的に授業料のなかに寮の滞在費や食費が含まれています。1年間の長期留学の場合、選択する授業のコースや寮のタイプによって、料金は大きく変わるでしょう。費用を少しでも抑えたい場合は、大部屋の寮がおすすめです。

授業はマンツーマンが中心ですが、ほとんどの場合グループレッスンも組まれており、全体のコマ数によって費用が変動します。学校によって料金形態が異なるため、学校選びの際に比較しましょう。

教材費

教材費は事前に日本で支払うのではなく、現地に到着してから学校で購入するケースがほとんどです。受講するコースや現在の英語レベルによって使うテキストの数が変わるため、人それぞれかかる費用は異なります。レベルアップに伴い追加購入が必要になることも多いため、少し余裕を持って現金を用意しておきましょう。

入学金

語学学校に入学する際、最初の一度だけ必要になるのが入学金です。出発前に、エージェントや学校へ直接支払います。学校によっては、閑散期やキャンペーン中に入学金が無料になるお得な割引制度を設けていることも珍しくありません。

エージェントを通して申し込むと特典がつくこともあるので、少しでも費用を抑えたい方は事前に情報をチェックしてみましょう。入学金については、申し込み後に留学をキャンセルした場合でも、基本的には払い戻しされません。

フィリピン留学中の「生活費」の内訳

学費に寮での食費が含まれている場合でも、週末の外食や休日の娯楽、日用品の購入などで生活費は発生します。フィリピンは全体的に物価が安いため、日本で暮らすよりも生活費を抑えられるでしょう。現地で具体的にどのようなことにお金がかかるのか、主な生活費の内訳を詳しく説明します。

食費

多くの語学学校では、滞在費に1日3食の食費があらかじめ含まれています。そのため、平日に学校で食事をとる限り、追加の食費は基本的にかかりません。

ただし、週末に友人と外食を楽しんだり、カフェを利用したりする場合は別途予算が必要です。フィリピンのローカルな食堂であれば、1食あたり100〜300円程度でおいしい現地の味を満喫できます。

光熱費・水道代

寮の電気代や水道代は、使った分だけ現地で精算するメーター制が一般的です。常夏の国であるフィリピンでは、エアコンを頻繁に使うと想定以上に高額になることもあるので注意してください。外出時はこまめに電源を切るなど、日頃から節約を意識した生活を心がけることがコスト削減の鍵です。

日用品代

トイレットペーパーやシャンプーといった生活用品は、自分で用意する必要があります。現地のスーパーやドラッグストアで安く手に入るため、それほど大きな経済的負担にはなりません。

ただし、日本製の高品質な製品や特定のブランドなどは、日本の約2倍の価格で販売されていることもあります。使い慣れたものが必要なら、日本からの持参がおすすめです。

通信費

現地でスマートフォンを利用するための費用です。日本の携帯電話会社のローミングサービスを利用すると高額になるため、現地のSIMカードを購入して節約しましょう。フィリピンの通信料金は日本よりも格安で、1ヶ月数千円程度でも十分なデータ通信が可能です。

また、多くの語学学校やカフェには無料Wi-Fiが完備されており、通信費を賢く節約できます。

交通費

フィリピンでの交通費は安く、移動にかかる費用負担は少なく済みます。主な交通手段としてはタクシーや配車アプリ、ジプニー(乗り合い公共車両)などがあり、タクシーの初乗り料金は約100〜150円程度と格安です。ジプニーを利用すれば、さらに安い数十円で移動できるため、日常的な足として重宝します。

ただし、治安や安全面を考慮すると、留学生には配車アプリ「Grab」や正規タクシーの利用が推奨されており、少し割高にはなりますが安全かつ確実に目的地へ向かえます。1ヶ月あたり数千円、1年でも数万円程度に収まるでしょう。

交際費・娯楽費

休日に友達と出かけたり、ダイビングなどのアクティビティを楽しんだりするための費用です。世界的なリゾート地であるセブ島に留学する場合、週末の旅行やレジャーの誘惑も多いでしょう。しかし、毎週のように遊びに出かけていると出費がかさみます。あらかじめ予算を決め、メリハリをつけてお金を使うことが大切です。

フィリピン留学中の「その他費用」の内訳

フィリピンで長期留学をする際には、学費や生活費以外にも、渡航に伴う準備費用や公的な手続きにかかる費用が必要です。具体的には、日本からの往復の航空券代、万が一の病気やケガに備える海外旅行保険料、そして長期滞在に欠かせないビザ関連の費用などが挙げられます。

渡航費

フィリピンへの渡航費は、利用する航空会社や予約時期によって大きく変動します。繁忙期の場合は、10万円を超えて値上がりすることもあるでしょう。格安航空会社(LCC)を利用すれば、比較的安価に済ませやすいです。ただし、預け荷物や機内サービスなどが有料となる場合があるため、総費用を比較検討しましょう。

フィリピンへ入国する際は、フィリピン出国用の航空券(日本への帰国便または第三国行き航空券)の提示を求められるので、必ず往復航空券を購入してください。

保険・医療費

長期の海外生活では、ケガや急な病気に備えて海外旅行保険への加入が強く推奨されます。フィリピンの医療費は高額になるケースもあるため、安心のための重要な出費といえるでしょう。クレジットカードに付帯する保険もありますが、補償額や適用期間に制限がある場合が多いため、長期留学には不向きです。

ビザ費用

フィリピンでは30日以内の滞在なら観光ビザで入国できますが、1年間の留学では現地で定期的にビザの延長手続きが必要です。さらに、就学許可証(SSP)や外国人登録証(ACR I-Card)、出国時のECCといった取得費用もかかります。

これらは、現地で学校に支払って代行してもらうことが一般的です。より正確な費用については、留学エージェントに確認してください。

セブ島と他都市の費用比較

フィリピンにはセブ島以外にも魅力的な留学先となる都市が複数あり、地域によって物価や生活環境、学費の相場が異なります。リゾート地か学園都市か、あるいは首都圏かによって現地での出費に差が出るため、予算とライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。ここでは主要都市の特徴を比較します。

セブ島

セブ島はフィリピンを代表するリゾート地であり、留学生からも人気を集めるエリアです。美しい海や大型ショッピングモールが身近にあり、利便性が高い一方で、観光地であるためほかの地方都市と比べると物価や学費はやや高めの傾向にあります。

休日にダイビングやアイランドホッピングといったマリンアクティビティを楽しんだり、外国人が集まるレストランで外食したりする機会も多くなるため、娯楽費や交際費がかさみやすい環境です。アクティブに楽しみたい方に最適ですが、予算管理には注意しましょう。

マニラ

首都であるマニラは、フィリピン経済の中心地として高層ビルが立ち並び、インフラが整っている大都市です。生活の利便性は高いですが、その分、学費や物価、家賃相場もフィリピン国内でトップクラスに高くなっています。

外資系チェーン店や高級レストラン、巨大なショッピングモールが充実しており、日本での生活と遜色ない暮らしができる反面、誘惑も多いため生活費は高くなりがちです。都市ならではの刺激的な生活を求めつつ、予算に余裕がある社会人やビジネス英語を本格的に学びたい方に向いています。

バギオ

バギオはマニラから車で北上した山間部に位置し、年間を通して涼しい気候が特徴の教育都市です。リゾート地や大都市のような派手な娯楽施設が少ないため、勉強に集中したい留学生から根強い支持を得ています。

観光地価格が設定されていないため、セブ島やマニラと比較すると物価が安く、学費も低めに抑えられている学校が多いことが魅力です。平日は外出禁止となるスパルタ形式の学校も集中しており、お金を使う機会自体が自然と減るため、予算を抑えながらストイックに英語力を伸ばしたい方に最適な環境でしょう。

クラーク

クラークはかつてアメリカ空軍基地があった歴史から、欧米風の整然とした街並みが広がる経済特区です。ネイティブ講師が多数在籍している語学学校が多いことが特徴で、フィリピンにいながら欧米のような環境で学べます。

特区内は治安が良くインフラも整っていますが、ネイティブ講師の授業を受ける分、学費はセブ島と同等かやや高めに設定されているケースが多いです。しかし、生活圏内の物価はマニラほど高くはないため、ネイティブの発音を学びたい方にとって、費用対効果に優れた魅力的なエリアといえるでしょう。

1年間の留学費用を安く抑える節約ポイント

1年間の長期留学となると、日々の小さな出費の積み重ねが総額に大きな影響を与えます。もともとリーズナブルなフィリピン留学ですが、少しの工夫と事前の計画次第で、さらに数十万円単位の節約も可能です。ここでは、長期留学の費用を賢く抑えるための実践的な節約術をご紹介します。

学校選びを慎重に行う

留学費用の大部分を占める学費や滞在費を節約するには、学校選びの段階での工夫が欠かせません。

まず、滞在する寮の部屋タイプを1人部屋ではなく、3人から6人などの複数人の相部屋を選択することで、1年間で数十万円のコストダウンが可能です。また、厳しい外出制限があるスパルタ校を選べば、必然的に平日の無駄遣いが減り、生活費を大きく節約できます。

さらに、早めの申し込みで適用される早割や、長期滞在向けの割引キャンペーンを実施している学校も多いため、情報をこまめにチェックしてオトクなプランを活用しましょう。

外食はなるべく控える

現地での生活費を抑えるための鉄則は、外食の頻度を減らすことです。フィリピンの語学学校では、学費のなかに1日3食の食事代が含まれていることが一般的。この学校が提供する食事をメインに生活すれば、追加の食費はほとんどかかりません。

日本食レストランや観光客向けのカフェを頻繁に利用すると、日本と変わらない出費となり、1年間で大きな差となって表れます。現地の食事が合わない場合に備えて、日本からインスタント味噌汁やふりかけなどを持参しておけば、ストレスなく寮での食事を楽しめるでしょう。

航空券は早めに予約する

渡航費を劇的に抑えるには、航空券をできるだけ早く手配することが重要です。

1年間の滞在であっても、出発日がゴールデンウィークや年末年始、夏休みといったハイシーズンに重なると、航空券の価格は通常の2倍以上に跳ね上がることも珍しくありません。費用を節約するためには、こうした繁忙期を避けてオフシーズンに渡航計画を立てるのが賢明です。

さらに、LCC(格安航空会社)が定期的に開催するプロモーションセールを狙って予約すれば、往復のチケット代を数万円単位で安く済ませることもできるでしょう。

娯楽費は予算を決めておく

1年間の長丁場では、息抜きのための娯楽や交際費のコントロールが節約のコツです。フィリピンは物価が安いため、つい気が緩んで買い物をしすぎたり、毎週末のようにダイビングやマッサージに出かけたりすると、あっという間に予算をオーバーしてしまいます。

「1ヶ月の娯楽費は2万円まで」といった明確な上限をあらかじめ設定し、計画的にお金を使う習慣をつけましょう。学校が主催する無料のアクティビティに参加したり、交通費のかからない近場のスポットで友人と過ごしたりするなど、お金をかけない楽しみ方を見つけることも大切です。

まとめ:LALALAで留学を成功させよう

1年間のフィリピン留学は、欧米への留学と比べて費用を抑えつつ、英語力を向上させられる素晴らしい選択肢です。学費や生活費、ビザ関連の費用など、内訳を事前にしっかりと把握しておくことで、現地でのお金の不安を減らせるでしょう。

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