フィリピン留学で日本人が少ないおすすめ学校5選

2025.12.10記事

フィリピン留学 日本人少ない

フィリピン留学をする際、「せっかくなら日本語に頼らず英語漬けの環境で学びたい」と考えるのではないでしょうか。日本人が多い学校ではつい日本語で会話してしまい、英語力が思うように伸びないという悩みを抱える留学生は少なくありません。

本記事では、平均の日本人比率が17%以下の語学学校を厳選してご紹介します。多国籍な環境で学ぶことで授業外で英語を使う機会が増え、短期間でも飛躍的に語学力を向上させられるでしょう。さらに、他国の学生との交流を通じて、異文化理解力やグローバルな視野も身につくはずです。

フィリピン留学で本気で英語力を伸ばしたい方は、ぜひ最後までお読みください。

フィリピン留学で日本人が少ない学校を選ぶ際のポイント

フィリピン留学 日本人少ない

日本人が少ない環境を求めるだけでは、留学の成功は保証されません。学校選びでは、国際比率以外にも重要な要素があります。ここでは、英語力を最大限に伸ばすための学校選びのポイントを4つ見ていきましょう。

学校の国際比率

日本人比率だけでなく、全体の国籍バランスを確認することが重要です。韓国人や台湾人など特定の国籍に偏っていると、その言語で固まってしまう可能性があります。理想的なのは、複数の国籍がバランス良く在籍している学校です。

学校のウェブサイトや留学エージェントで、最新の国籍比率を必ず確認しましょう。夏休みや春休みなどの繁忙期には日本人比率が一時的に上がることがあるため、渡航時期の選定も重要です。

授業形式とカリキュラム

授業形式によって、日本人学生との接触頻度は大きく変わります。マンツーマンレッスンが中心の学校なら、グループクラスよりも日本人と一緒になる機会が少ないです。

また、カリキュラムの特徴も確認しましょう。スピーキング重視のプログラムやビジネス英語コースなどは、より実践的な英語環境を提供してくれます。TOEICやIELTSなどの試験対策コースは、同じ目標を持つ多国籍の学生と切磋琢磨できる環境です。

学校の規模と立地の影響

学校の規模と立地は、日常生活での英語使用頻度に直結します。大規模校では学生数が多く、日本人も一定数いる可能性が高まるでしょう。一方、小規模校では学生同士の距離が近く、自然と多国籍な交流が生まれやすい環境です。

規模学生数目安メリットデメリット
小規模校50〜100人アットホーム、多国籍交流が密施設が限定的なことがある
中規模校100〜300人バランスが良い特徴が薄いことがある
大規模校300人以上施設充実、多様なコース日本人比率が高めになりがち

立地については、セブやマニラなどの都市部よりも、バギオやイロイロなどの地方都市のほうが日本人比率が低い傾向にあります。都市部は観光地としても人気があり、日本人留学生が集まりやすいでしょう。

留学生サポートや交流イベント

日本人スタッフの有無は、安心感と英語環境のバランスを考える必要があります。緊急時のサポートは重要ですが、日常的に日本語でサポートを受けられる環境は英語使用の機会を減らしてしまうでしょう。

また、学校が主催する交流イベントの内容も確認しましょう。アクティビティや文化交流イベントなどが充実している学校では、授業外でも英語を使う機会が豊富です。スポーツ大会やボランティア活動など、多国籍の学生が協力するイベントがあれば、より深い人間関係を築けるでしょう。

日本人が少ないおすすめの学校5選

ここからは、日本人比率が17%以下の実績を持つ、おすすめの語学学校を5つご紹介します。各校の特徴や国籍比率、カリキュラムの詳細を確認して、自分に合った学校を見つけてください。

① IMS Academy(セブ)

IMS Academyは、セブ島のバニラッド地区に位置する中規模の語学学校です。日本人比率は平均10〜15%と低めに保たれており、多国籍な環境で学習できます。

IMS Academyの最大の特徴は、スパルタ式とセミスパルタ式から選べる学習スタイルです。スパルタコースでは平日外出禁止で英語学習に集中でき、セミスパルタコースではワークライフバランスを保ちながら学習できます。マンツーマン授業が1日4〜6コマと充実しており、講師との1対1での実践的な会話練習ができるでしょう。

校内には多国籍の学生が集まるカフェテリアやラウンジスペースがあり、授業後も自然と英語でコミュニケーションをとる環境が整っています。週末には学校主催のアイランドホッピングやシティツアーなどのアクティビティも充実しており、他国の学生と親睦を深める機会が豊富です。

項目詳細
日本人比率10〜15%
主な国籍構成韓国40%、台湾25%、ベトナム15%、その他5%
学生定員約200人(中規模)
立地セブ市内バニラッド地区(中心部まで車で15分)

IMS Academy(フィリピン・セブ)

② SMEAG(セブ)

SMEAGは、セブ島に2つのキャンパスを持つフィリピン最大規模の語学学校です。各キャンパスでコースが分かれており、日本人比率は全体で12〜17%程度に管理されています。

SMEAGの強みは、試験対策に特化したカリキュラムです。TOEICやIELTS、TOEFLなどの公式試験会場にも指定されており、本番と同じ環境で模擬試験を受けられます。特にIELTSコースには多くの韓国人や中国人学生が集まり、高い目標を持つ留学生同士で切磋琢磨できる環境です。

スパルタプログラムでは、朝6時40分から夜10時まで義務自習を含む徹底した学習スケジュールが組まれています。校内ではEOP(English Only Policy:英語のみ使用ルール)が厳格に実施されており、母国語を使用すると罰則があるため、日本語に頼ることなく英語漬けの生活を送れるでしょう。

項目詳細
日本人比率12〜17%(キャンパスにより変動)
主な国籍構成韓国35%、台湾20%、ベトナム18%、中国10%、その他5%
学生定員全キャンパス合計約900人(大規模)
立地キャピタルキャンパス:セブ市内
エンカントキャンパス:マクタン島

SMEAG(フィリピン・セブ島)

③ Winning English Academy(セブ)

Winning English Academyはセブ島のタランバン地区に位置しており、小規模でアットホームな環境が整っています。日本人比率は5〜10%と非常に低く、韓国資本の学校として韓国人学生が中心です。

小規模校ならではの特徴として、学生一人ひとりに対するケアが手厚い点が挙げられます。学校スタッフと学生の距離が近く、学習相談やカリキュラムの調整もスムーズに行えるでしょう。マンツーマン授業が1日6コマと多めに設定されており、自分のペースで弱点を克服できます。

また、セブの大学エリアに立地しているため、周辺にはフィリピン人大学生が多く、現地の学生と交流する機会が多いです。学校が主催する言語交換プログラムでは、フィリピン人学生とお互いの言語を教え合いながら友情を深められるでしょう。費用面でも、1ヶ月の留学費用が15万円程度からと比較的リーズナブルです。

項目詳細
日本人比率5〜10%
主な国籍構成韓国60%、ベトナム20%、台湾10%、その他5%
学生定員約80人(小規模)
立地セブ市内タランバン地区(大学エリア)

Winning English Academy(ウイニング・イングリッシュ・アカデミー)

④ A&J(バギオ)

A&Jは、フィリピン北部の教育都市バギオに位置する語学学校です。日本人比率は年間を通じて10〜15%程度と低めで、バギオという立地の特性上、勉強熱心な学生が集まる傾向にあります。

バギオは標高1,500mの高地にあり、年間を通じて涼しい気候です。フィリピンの夏の首都とも呼ばれ、過ごしやすい環境で学習に集中できます。セブやマニラのような観光地ではないため、遊びの誘惑が少なく、真剣に英語学習に取り組む学生が多いことも特徴です。

A&Jでは、ワーキングホリデー準備コースやビジネス英語コースなど、実践的なプログラムが充実しています。特にワーホリコースでは、履歴書の書き方や面接対策、カスタマーサービス英語など、海外で働くための実用的なスキルを学べます。

項目詳細
日本人比率10〜15%
主な国籍構成韓国45%、台湾20%、ベトナム15%、中国5%
学生定員約60名(小規模)
立地バギオ市内(マニラから車で約6時間)

A&J(フィリピン・バギオ)

⑤ MONOL(バギオ)

MONOLはバギオを代表する大規模語学学校で、日本人比率は12〜17%程度です。フィリピン全体でも屈指の施設の充実度を誇り、長期留学でも快適に過ごせる環境が整っています。

MONOLの最大の特徴は、独自のカリキュラム「3+1システム」です。マンツーマン授業とグループ授業に加えて、復習専用の時間が設けられており、学んだ内容を確実に定着させられます。スパルタコースでは平日外出禁止で、1日10時間以上の学習時間が確保されており、真剣に英語力を伸ばしたい方に適した環境です。

施設面では、フィットネスジム、サウナ、ゴルフ練習場、ヨガルームなどが完備されています。食事も3食提供され、韓国料理を中心に多国籍な料理が楽しめるでしょう。校内にはカフェやコンビニもあり、外出しなくても生活に必要なものが揃いますよ。

項目詳細
日本人比率12〜17%
主な国籍構成韓国40%、台湾25%、中国10%、ベトナム8%
学生定員約300人(中規模)
立地バギオ市郊外(市中心部へ車で20分)

MONOL(フィリピン・バギオ)

日本人が少ない環境で英語力を伸ばすコツ

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日本人が少ない学校を選んでも、受け身の姿勢では英語力は伸びません。多国籍な環境を最大限に活かすためには、積極的な行動が不可欠です。ここでは、留学効果を最大化するための実践的なコツをご紹介します。

授業外でも積極的に英語で話しかける

授業だけで英語を話していては、実践的なコミュニケーション能力は身につきません。食事の時間、休憩時間、週末のアクティビティなど、あらゆる機会を英語を使うチャンスと捉えましょう。

最初は緊張するかもしれませんが、失敗を恐れずに話しかけることが重要です。多くの留学生は同じように英語を学習中なので、完璧な英語でなくても理解しようとしてくれます。むしろ、間違いを通じて学ぶことで記憶に定着しやすくなります。

特に効果的なのは、共通の趣味や興味を持つ学生を見つけることです。映画、スポーツ、音楽など、自分が好きなトピックなら自然と会話が弾むでしょう。また、相手の国の文化や言語について質問することで相互理解が深まり、長続きする友人関係を築けます。

母国語禁止のルールがある学校を選ぶ

EOP(English Only Policy)を導入している学校では、校内で母国語を使用すると罰則が科されます。このルールがあることで、強制的に英語を使う習慣が身につくでしょう。

完全EOPを採用している学校では、日本人同士でも英語でコミュニケーションをとる必要があります。最初は不自然に感じるかもしれませんが、これが英語脳を作るもっとも効果的な方法です。日本語で考えて英語に翻訳する癖がなくなり、英語で直接考えて話せるようになるでしょう。

また、日本人の友人とも英語で会話することで、互いの弱点を指摘し合い、共に成長できます。同じネイティブではない者同士だからこそ、気軽に間違いを訂正し合える関係が築けるでしょう。留学期間中に日本人の友人を作ることは悪いことではありません。重要なのは、その友人とも英語で会話する環境を作ることです。

他国の留学生と学習グループを作る

多国籍の学生でスタディグループを作ることで、授業外でも英語を使った学習を継続できます。それぞれの得意分野を活かし合えば、効率的に学習を進められるでしょう。スタディグループを作る際は、レベルが近い学生を選ぶことがポイントです。あまりにレベル差があると一方が説明ばかりになってしまい、お互いの学習効果が下がります。

また、定期的にテーマを決めて議論することで、アカデミックな英語表現を身につけられるでしょう。たとえば、環境問題、テクノロジーの発展、教育システムなど、各国で意見が分かれるトピックを選ぶと、活発な議論が生まれます。異なる文化背景を持つ学生の意見を聞くことで、新しい視点を得られると同時に、自分の意見を論理的に説明する力が養われますよ。

現地文化体験を英語で楽しむ

週末や放課後の時間を使って、フィリピンの現地文化を英語で体験しましょう。観光地での英会話は、実践的なコミュニケーション能力を磨く絶好の機会です。

体験英語使用場面得られるスキル
ボランティア活動現地の人との協働作業実践的なコミュニケーション
ローカルマーケット散策値段交渉、商品説明の質問日常会話、交渉力
料理教室参加レシピの理解・調理指示指示を理解する力、質問力
アクティビティインストラクターとのやりとり専門用語・安全指示の理解

特におすすめなのは、現地のフィリピン人と交流できるボランティア活動です。孤児院での支援活動や、地域清掃活動などに参加することで、教科書には載っていない生きた英語を学べます。また、人助けをすることで自己成長にもつながり、留学の思い出がより深いものになるでしょう。

セブであれば、週末にアイランドホッピングや市内観光を楽しむこともおすすめです。ツアーガイドやホテルスタッフとの会話を通じて、サービス業で使われる丁寧な英語表現を学べます。バギオであれば、山岳地帯のトレッキングや現地のコーヒー農園訪問などが人気です。

英語での日記やSNS投稿を習慣化する

毎日の出来事を英語で記録することで、ライティングスキルと語彙力が着実に向上します。SNSに投稿すればほかの留学生からコメントをもらえ、さらなる学習意欲につながるでしょう。

日記を書く際は、その日学んだ新しい単語やフレーズを必ず使うように心がけてください。授業で習った表現を実際の文章で使うことで、記憶に定着しやすくなります。また、あとで読み返せば自分の英語力の成長を実感できるはずです。

SNS投稿では、留学生活の写真と共に英語でキャプションをつけると良いでしょう。ほかの留学生や現地の友人からコメントに英語で返信することで、リアルタイムの英会話練習になります。

まとめ:LALALAで留学を成功させよう

日本人が少ない環境でのフィリピン留学は、英語力を飛躍的に伸ばす最高の機会です。本記事でご紹介した学校はいずれも多国籍な環境が整っており、真剣に英語学習に取り組む学生にとって理想的な選択肢となるでしょう。

学校選びだけでなく、留学中の過ごし方も重要です。授業外でも積極的に英語を使い他国の学生との交流を深め、現地文化を体験することで、語学力だけでなく国際感覚や自己成長も得られます。この経験は、将来のキャリアにおいて大きな武器となるでしょう。

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