フィリピン・イロイロ留学が気になる人へ。メリットやセブとの違いを解説

2025.07.14記事

フィリピン留学といえばセブ島が有名ですが、近年「イロイロ」という都市への留学が密かに注目を集めています。比較的治安が良く物価が安いため、落ち着いて学習に没頭したい方に適した穴場のエリアです。本記事では、教育都市としての魅力やイロイロ留学のメリット、セブ島との具体的な違いを分かりやすく解説します。

フィリピン・イロイロとはどんな都市?

イロイロは、フィリピン中央部のビサヤ諸島、パナイ島南岸にある都市です。イロイロ州の州都であり、西ビサヤ地区の政治と経済の中心地でもあります。人口はおよそ44万人で、フィリピンでは人口の多い都市です。

気候は亜熱帯に属し、6月から11月が雨季、12月から5月が乾季にあたります。年間を通じて温暖で、台風の上陸が少ない地域として知られており、生活しやすい環境です。

アクセス

日本からは、乗り継ぎ時間を含めておよそ8〜11時間かかります。日本からの直行便はないため、基本的にはマニラかセブの国際空港を経由して、国内線に乗り換えが必要です。

乗り継ぎを含めると移動には丸一日近くかかりますが、それゆえに観光地化されすぎていない落ち着いた風情が残っています。のんびりとしたローカルな空気が漂うなか、リラックスした気持ちで海外生活のスタートを切りたい方におすすめです。

街の雰囲気

スペイン植民地時代の面影を残す古い教会や、歴史ある建造物が街のあちこちに佇んでいます。その一方で、近代的な高層オフィスビルが立ち並ぶビジネス地区や、最新のショッピングモールも整備されており、新旧の調和が美しい都市です。

イロイロ川沿いの遊歩道「エスプラネード」は市民の憩いの場であり、夕暮れ時には散歩やジョギングを楽しむ人々で賑わいます。現地の人々は親切かつ温厚で、排他的な雰囲気は感じないでしょう。

治安

イロイロは、フィリピン国内でも治安のよい都市として知られています。タクシードライバーによるぼったくり被害が、ほとんどないことでも有名です。最低限の防犯意識や貴重品管理は欠かせませんが、セブやマニラに比べて精神的な負担は軽いでしょう。

「教育都市」としての一面

イロイロは、市内に数十もの大学や高等教育機関が集まる、フィリピン屈指の「教育都市(学術都市)」です。優秀な人材が集まりやすく、語学学校の講師の質も安定しているでしょう。現地の大学生との交流機会も豊富にあるため、授業外で実践的な英語のアウトプットを気軽に行えるコミュニティも多いです。

イロイロ留学のメリット

ここでは、落ち着いた学習環境やコスト面など、イロイロを留学先として選ぶべきメリットについて解説します。

日本人留学生が少なく、英語漬けの環境を作りやすい

イロイロは、セブ島やバギオほど日本では知名度が高くありません。その分、比較的どの語学学校も日本人留学生が少ないです。英語力を本気で磨きたいなら、日本語を話す機会が少ない地域を選ぶこともひとつの方法でしょう。

日本語でのサポートが少ない点はデメリットにもなり得ますが、英語力を伸ばしたい方にとっては、日本人が少ない環境そのものが学習効果を高める要因になるはずです。

ハイレベルな教育機関があり、語学学校の講師の質が高い

学術都市であるイロイロには優秀な学生が多く集まるため、語学学校に所属する講師の英語スキルや指導力がハイレベルであることが多いです。学校やコースによっては、論理的な文章構成や専門的なビジネス英語の指導も受けられるでしょう。

誘惑が少なく、学習に集中しやすい

イロイロは学術都市として発展してきた街であり、落ち着いた雰囲気のなかで勉強に集中できます。繁華街やリゾート施設が少なく、遊びの誘惑を受けにくいでしょう。環境そのものが学習向きに整っているため、勉強時間を確保しやすいです。

国内の主要都市と比べて物価が安い

イロイロは、フィリピンのなかでも物価が安い地域として知られています。マニラやセブのような大都市は人件費が高く物価も上がりがちですが、イロイロは物価や人件費が比較的低いため、生活にかかる費用も抑えられるでしょう。手頃な価格帯の商品やサービスが多いことも特徴です。

日常的な支出が少なく済むため、限られた予算でも留学生活を続けやすいでしょう。目安として、食料品や雑貨はフィリピンの大都市と比べておよそ2〜3割ほど安いとされています。

イロイロ留学のデメリット・注意点

メリットが多いイロイロ留学ですが、渡航後にギャップを感じて後悔しないために、事前に理解しておくべき注意点を解説します。

日本からの直行便がなく、アクセスに時間がかかる

イロイロを検討するうえでまず知っておきたいのが、直行便がないことです。日本からイロイロへは、マニラやセブを経由し、国内線に乗り継いで向かいます。乗り継ぎ時間を含めると、移動に半日近くかかることもあるでしょう。

移動の負担を少しでも減らしたい場合は、乗り継ぎがスムーズな便を選ぶことが大切です。学校への申し込みをLALALA経由で進めれば、到着時間を踏まえた渡航ルートの相談もできるため、初めての方でも安心して手配を進められます。移動時間を許容できるかどうかが、イロイロを検討するひとつの判断基準になるでしょう。

娯楽施設が少なく、息抜きの選択肢が限られる

イロイロにはレジャー施設や観光スポットが少なく、娯楽の選択肢が限られます。勉強に集中するには適した環境ですが、遊びも楽しみたい方にはもの足りなく感じるかもしれません。

ショッピングモールでの買い物や食事は楽しめるため、日常的な息抜きは困らないでしょう。とはいえ、観光やアクティビティを重視する方は、リゾート施設や観光地が充実したセブ島のほうが満足度は高いかもしれません。自分が留学に何を求めるかを整理したうえで、地域を選びましょう。

インターネット環境などのインフラが発展途中

地方都市であるイロイロでは、通信インフラなどの整備が未だ発展途中である点に注意しましょう。突然の豪雨によって一時的な停電が発生したり、Wi-Fiの速度が急激に低下したりすることがあります。オンラインでの仕事や動画視聴を頻繁に行いたい方にとっては、不便さを感じる場面が少なくありません。

学校の敷地内でもエリアによって電波の強弱があるため、個人で予備の現地SIMやeSIMを必ず契約しておくことがおすすめです。

語学学校の数・コースの種類が豊富ではない

イロイロは学術都市ではあるものの、語学学校の数はセブ島より少なめです。セブ島には多様なタイプの学校が集まっていますが、イロイロでは選択肢が限られます。

特に、スパルタ式を採用する学校はほとんどありません。外出制限や義務自習で強制的に学習時間を確保したい方には、イロイロは向かない可能性があります。学習スタイルにこだわりがある場合は、希望する条件の学校がイロイロにあるかを事前に確認しましょう。

学校選びに迷ったら、複数地域を横断して提案を受けられるLALALAの無料相談を活用すると、条件に合う学校を効率よく絞り込めます。

イロイロ留学にかかる費用の相場

イロイロへの留学にかかる費用の目安は、以下の表のとおりです。

項目詳細1ヶ月3ヶ月6ヶ月12ヶ月
学費授業料13〜18万円32〜45万円55〜85万円100〜160万円
教材費約3,000円約8,000円約1.5万円約3万円
入学金約1.5万円
生活費食費約1.2万円約3.6万円約7.2万円約14.4万円
光熱費・水道代約3,000円約9,000円約1.8万円約3.6万円
日用品代約2,000円約6,000円約1.2万円約2.4万円
通信費約1,000円約3,000円約6,000円約1.2万円
交通費約2,000円約6,000円約1.2万円約2.4万円
交際費・娯楽費約1.5万円約4.5万円約9万円約18万円
その他渡航費4〜11万円
保険・医療費約1.5万円約4.5万円約9万円約18万円
ビザ費用約1.5〜2万円約3.5万円約7万円約14万円
合計約25〜38万円約56〜77万円約99〜136万円約182〜250万円

セブ島などの人気エリアと比較すると、毎月数万円程度の出費を圧縮できるでしょう。さらに、街全体の物価が安いため、休日のお小遣いや交際費、観光費用も月額2〜3万円あれば満喫できるはずです。費用を抑えて長く滞在したい、コスパ重視の長期留学生に適しています。

イロイロ留学とセブ島留学の違い

イロイロとセブ島では、街の雰囲気や物価、治安など、あらゆる面で違いがあります。主な違いについては、以下の表を参考にしてください。

項目イロイロセブ島
街の雰囲気学術都市・穏やかリゾート・賑やか
治安良い普通〜比較的良い
物価安いやや高め
学校・コースの数少ない非常に多い
日本人比率低い高い
娯楽・レジャー少ない多い
気候乾季と雨季が比較的明確年中温暖で雨が少ない

具体的な違いについて、詳しく解説します。

費用面の違い

セブ島は世界的な観光地であるため、カフェや娯楽施設の料金が比較的高く、全体の生活費が上昇しがちです。一方でイロイロは、多くのお店が地元密着型のローカル価格で設定されています。授業料や寮費、電気代などの生活固定費だけでなく、外食や移動に必要な交通費も安く抑えやすいです。

1ヶ月あたりの全体予算を比較すると、イロイロのほうが数万円以上安く済むでしょう。半年間の長期留学ともなれば、その累積額は十数万単位にのぼります。予算を少しでも節約し、留学費用を効率的に抑えたいなら、イロイロがおすすめです。

学習環境の違い

セブ島は日本人留学生の数が多く、生活の安心感はあるものの、油断すると日本語ばかりの環境に甘んじてしまいかねません。ビーチやクラブなどの娯楽も多く、自律心が必要です。

対してイロイロは日本人が少なく、街全体が落ち着いています。周囲の学生から良い刺激を受けながら、勉強に集中できるでしょう。日本人と離れてストイックに英語力を伸ばしたい、実質的なスキルアップを目指したいという方には、イロイロの環境が適しています。

結論:どちらを選ぶべきか

セブ島とイロイロのどちらを選ぶべきかというのは、目的と優先順位によって異なります。

費用を抑えながら学習に集中したい方には、イロイロが有力候補です。治安が良く物価も安いため、落ち着いて英語学習に取り組めます。一方、学校を幅広い選択肢から選びたい方、スパルタ式の環境を求める方、観光やアクティビティも楽しみたい方には、セブ島が向いているでしょう。

どちらがすぐれているというわけではなく、自分の学習スタイルと予算に合うほうを選ぶことが重要です。両地域の学校を比較検討したい場合は、それぞれの候補を並べて提案を受けると判断しやすいでしょう。

イロイロ留学についてよくある質問(Q&A)

ここでは、現地でのリアルな生活環境や、初心者向けのサポートなど、よくある質問に回答します。

留学・英語初心者でも大丈夫ですか?

英語力に自信がない初心者でも問題ありません。現地の語学学校は、各々のレベルに合わせた1対1のマンツーマンレッスンが中心です。講師陣はとても温厚で、聞き取れない場合はゆっくりと言い換えてくれるホスピタリティを備えています。

イロイロは日本人留学生が少ないからこそ、必然的に英語を話さなければならない場面が増えるため、効率よく英語力アップが期待できるでしょう。

日本人が少ないことで生活には困りませんか?

日本人が少ないからといって、日常生活で大きな支障をきたすことはないでしょう。

市街地には大型ショッピングモールや品揃えの豊富なスーパーマーケット、薬局などがあり、衣食住に必要なものはすべて現地で購入できます。英語圏ではない他国からの留学生も同じ環境で暮らしており、何かトラブルがあっても学校やエージェントのサポートデスクが対応してくれるはずです。

イロイロに観光地はありますか?

世界遺産に登録されている「ミアガオ教会」や、格式高い大聖堂など、歴史の深さを実感できるスポットがあります。また、フェリーで15〜20分ほどの距離にある「ギマラス島」は、世界一甘いとされる有名なマンゴーの産地です。

セブ島ほど有名ではありませんが、観光客で混雑していない、素朴で魅力あふれる観光資源があるため、ゆったりとプライベートな癒やしの時間を満喫できるでしょう。

まとめ:LALALAで留学を成功させよう

イロイロは、治安の良さと費用の安さを兼ね備えた学術都市です。セブ島より費用を抑えやすく、日本人が少ない環境で英語漬けの生活を送りたい方に向いています。一方で、直行便がないことや、学校数の少なさ、娯楽施設の限られる点は妥協が必要です。

LALALAでは、イロイロやセブ島をはじめとするフィリピン各地域の学校選びから費用の比較まで、無料でご相談を受け付けています。イロイロとセブ島のどちらが自分に向いているかを整理したい方や、条件に合う学校を絞り込みたい方は、お気軽にご連絡ください。

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